名称:「幽玄の美に誘われて~泉鏡花と清方の出会い~」鎌倉市鏑木清方記念美術館
会期:2021年8月28日(土)~10月19日(火)
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開館時間:午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
換気清掃時間:13:00~13:30(一時閉館するため、ご入館いただけません)
※20名以上の団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休館日:毎週月曜日(9月20日(月・祝)は開館)、9月21日(火)
観覧料:一般 200円、小・中学生 100円
住所:〒248-0005神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
TEL:0467-23-6405
URL:鎌倉市鏑木清方記念美術館
清方芸術を特徴付けるひとつに、40年以上にわたり深く親交した泉鏡花からの影響が挙げられます。
若き日の清方は、鏡花の文学作品の熱烈な愛読者で、鏡花の小説に挿絵を描くことを目標に研鑽を重ねていました。やがて新進気鋭の挿絵画家となった清方は、明治34年(1901)の春、その評判を聞いた鏡花から出版社をとおし新刊本『三枚續』の装幀を依頼されます。作画を進めていた同年8月、安田松廼舎(まつのや)を介し、ついに憧れの鏡花と会うことになります。二人は初対面から旧知の仲のように意気投合し、以後、数々の鏡花の文学作品で清方は挿絵や装丁を手がけていきます。そして、日本画壇に活躍の場を移してからも鏡花の文学世界に好んで取材し、卓上芸術の名品と評される「註文帖」等を生み出しました。
本企画展では二人の出会いから120年を迎えることを記念し、鏡花の小説のために描いた挿絵や関連する日本画作品を中心に、清方と鏡花の交流と芸術上の広がりを併せてご紹介します。
作品目録
泉鏡花・著『三枚續』木版口絵 明治35年(1902) 当館蔵
註文帖(第3図) 昭和2年(1927) 当館蔵
註文帖(第13図) 昭和2年(1927) 当館蔵
暮れゆく沼 明治33年(1900) 当館蔵
秋の花 昭和3年(1928) 当館蔵
泉鏡花・著「瓔珞品」『新小説』石板口絵 明治38年(1905) 当館蔵
尾崎紅葉・原著『金色夜叉絵巻』木版口絵 明治45年(1912) 当館蔵
約50点
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