「東影智裕展 触知の森」兵庫県立美術館

「東影智裕展 触知の森」兵庫県立美術館

名称:「東影智裕展 触知の森」兵庫県立美術館
兵庫県立美術館 2021年コレクション展Ⅱ
小企画:美術の中のかたちー手で見る造形
会期:2021年7月17日[土]-9月26日[日]
※8月30日[月]-9月6日[月]はメンテナンス休館
休館日:毎週月曜日 ただし8月9日[月・振休]は開館、翌10日[火]は休館
開館時間:午前10時-午後6時
特別展開催中の金・土曜日の夜間開館については美術館webサイトをご確認ください
※入場は閉館30分前まで
観覧料:
  一般:500(400)[300]円
  大学生:400(300)[200]円
  70歳以上:250(200)[150]円
  障がいのある方:無料
  高校生以下無料
  ※( )内は20名以上の団体料金/[ ]内は特別展とのセット料金
主催:兵庫県立美術館
後援:兵庫県社会福祉協議会、神戸市社会福祉協議会
協賛:公益財団法人伊藤文化財団、サンシティタワー神戸(株式会社ハーフ・センチュリー・モア)
住所:〒651-0073兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL:078-262-0901
URL:兵庫県立美術館

31回目となる「美術の中のかたち-手で見る造形」展では、兵庫県在住の作家 東影智裕(ひがしかげ・ともひろ)氏の作品を展示します。1978年高砂市に生まれた東影氏は、美術学校在学中には特に版画を学びましたが、卒業後は、主に立体作品を精力的に制作してきました。動物の頭部のような作品は、皮膚や毛穴や体毛などが極めて精巧に表現されています。一方、その精緻な描写は、時に蝕まれた皮膚やその内部の肉体の表現を伴い、動物たちの漆黒の瞳の表現と相まって、鑑賞者に深い洞察をもたらします。
東影氏は、自身の作品制作は自らの身体的、触覚的な経験の積み重ねであると言います。本展では、東影氏のこだわりや経験の結実である作品に直接触れていただくことで、作家の造形思考や造形行為にまで想像を巡らせていただければ幸いです。
なお、本展は令和2年に開催予定でしたが、コロナウイルス流行の影響により、約1年間延期して開催します。

東影智裕(ひがしかげ・ともひろ)
1978年高砂市生まれ、現在姫路市在住。美術学校在学中には特に版画を学ぶ。卒業後は、主に立体作品を精力的に制作してきた。国内外の数々の展覧会にこれまでに参加し、作品を発表。2017年には、五島記念文化財団の助成を得て、海外研修としてボーランドに一年間滞在した。動物の頭部のような作品は、皮膚や毛穴や体毛などが極めて精巧に表現されるだけでなく、瞳の表現やわずかな肉体の質感や動きを伴うことで、我々に熟考を促す力強さを持ち合わせている。また、近年は、古い建物を舞台にしたり、自然界に存在する流木などを組み合わせて展示している。

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