企画展「第35回 思可牟展」高松市塩江美術館

企画展「第35回 思可牟展」高松市塩江美術館

名称:企画展「第35回 思可牟展」高松市塩江美術館
会期:2021年9月7日(火曜日)~10月17日(日曜日)
会場:高松市塩江美術館 企画展示室
休館日:月曜日 (祝日の場合は、翌平日)
開館時間:9時~17時 (入室は16時30分まで)
主催:高松市塩江美術館
観覧料:
【一 般】300円(団体240円) ※常設展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障がい者手帳等所持者は、無料
住所:〒761-1611香川県高松市塩江町安原上602
TEL:087-893-1800
URL:高松市塩江美術館

美術グループ「思可牟(しかむ)」は、香川県にゆかりのある京都市立芸術大学卒業生による美術グループとして、1986年(昭和61)に設立されました。

 様々なジャンルのメンバーが、グループとして35年を超える活動を継続しているのは、稀有なことと、関係者の皆様から驚きをもって受け止められています。それは、主宰者が全体をとりまとめ、ピラミッド的な権威を構成するグループとは一線を画し、メンバーがそれぞれに個を確立し、流行に追随することなく、自由に制作しているからこそ出来ることだと思われます。

 毎回、各々の作品が『思可牟』という場に集まると、会場に新しい発見と不思議な調和が生まれます。個性がぶつかり合いながら全体として、展示空間にハーモニーが生み出される魅力こそ、長年の活動の成果だと考えています。その発見が次の展覧会への原動力になっています。
この『思可牟』の活動が、香川県の美術界の一翼を担い、新しい風を吹かし続けていると我々は自負しております。       『思可牟』一同より
 本展では、グループ結成35年目を迎えた『思可牟』の自由な創作作品から生みだされる調和した空間を楽しんでいただきます。
 ※出品者:後藤健吉、樫原則子、貴志勉、佐伯栄治、貴志博子、桒島孝美、平野年紀、井上(高尾)順子、堀りつ子、矢野康子、大川原誠人、兼若和兼、長谷川隆子、大川原暢人 (14名)
 注:「思可牟」とは、第3回展の1988年(昭和6)に漆芸家の明石朴景氏が、現代に向けて新しい試みを留まることなく挑戦し続けるとの意味で、「むかし」の逆さ読み、「しかむ」と命名されたものです。

【出品作家略歴】

後藤 健吉
1952 高松市生まれ
1978 京都市立芸術大学専攻科塗装専攻 修了
2011 高松市文化奨励賞
    「後藤健吉・朝子展 – 空間のコラージュ」 高松市石の民族資料館
2012 「漆と人形 後藤健吉・朝子展」 ギャラリーマロニエ (京都)
2013 「漆ミーティング 2013 展」 ギャラリーマロニエギャラリーにしかわ (京都)
2014 香川県展 知事賞
2015 「塗って重ねて白と黒 後藤健吉・朝子展」Azabujyuban gallery
2016 香川県展審査員
2017 時を超えて響き合うもの Ryocom Anthoropology (沖縄)
2019 香川県展審査員
2021 日本現代工芸美術展審査員
    日展会友、現代工芸美術家協会本会員
    高松市在住

樫原 則子
1954 さぬき市生まれ
1976 京都市立芸術大学美術学部日本画科 卒業
    さぬき市在住

貴 志 勉
1952 大阪市生まれ
1980 京都市立芸術大学専攻科陶磁器専攻 修了
< 個展 >
高島屋 ( 京都 1 回 大阪店 12 回 )、高松市塩江美術館、高松市石の民族資料館、他
2017 御堂筋アート (大阪)、CAF.N. びわ湖展 (滋賀)、ShoeBoxArt 巡回展 (京都)
2018 御堂筋アート (大阪)、CAF.N. びわ湖展 (滋賀)、ShoeBoxArt 巡回展 (京都)、白鳥神社 Art Summit on the 御山
2019 御堂筋アート (大阪)、CAF.N. びわ湖展 (滋賀)、ShoeBoxArt 巡回展 (京都)、やまなみ芸術祭 (香川)、日韓交流美術展 (京都)
2020 CAF.N びわ湖展 (滋賀)、momento2020(京都)、高瀬川彫刻展・アートのワクチン密展 (京都)、白鳥神社Art Summit on the 御山 (香川)、同じ刻を生きる作家展 (京都)
2021 同じ刻を生きる作家展 (京都)
    高松市塩江美術館講師、 高松大学生涯学習教育センター講師  
    東かがわ市在住

佐伯 栄治
1951 小豆郡小豆島町生まれ
1980 京都市立芸術大学美術学部西洋画 卒業
2014 新協美術展 新人賞
2015 香川県美術展県知事賞
2018 新協美術展 奨励賞
2019 しんわ美術展 奨励賞
    新協美術会会員
    木田郡三木町在住

貴志 博子
1955 大阪府吹田市生まれ
1981 京都市立芸術大学専攻科陶磁器専攻 修了
    「今立紙の国際造形展」、「花のすみか展」などに出品
    その他 高松市、京都府、大阪府、神戸市にて個展、グループ展を開催
    東かがわ市在住

井上(高尾)順子
1957 高松市生まれ
1982 京都市立芸大大学院日本画 修了
1979 香川県美術展 日本画部門 知事賞
1986 ~栃木に居住 日本画教室 絵画教室主宰
    栃木県真岡市文化協会理事 審査員
2014 個展「野に咲く花によせて」 (栃木県)
2014 ~大韓民国に居住 水彩画グループ展「素素展」に参加
2016 帰国、思可牟展に参加
    高松市在住

桒島 孝美
1958 高松市生まれ
1980 京都市立芸術大学工芸科染織専攻 卒業
     高松市在住

平野 年紀
1958 高松市生まれ
1984 京都市立芸術大学大学院絵画専攻日本画 修了
2010・2011・2013・2015 善通寺野外展「Art at the Temple 総本山善通寺」
2016・2018・2020 「Art Summit on the 御山」白鳥神社
    高松市在住

矢野 康子
1961 高松市生まれ
1983 京都市立芸術大学美術学部日本画科 卒業
    三重県津市在住

堀 りつ子
1962 兵庫県生まれ
1987 京都市立芸術大学大学院絵画専攻版画 修了
1987・1988 平安画廊 (京都府)
1990 ギャラリー・ビュウ (大阪)
1992 朝日画廊 (大阪)
1987 「西武美術館版画大賞展」 (西武美術館)
1988 現代版画コンクール展」 (大阪府立現代美術センター)
1988・1990・1992 「都版画大賞展」 (都画廊)
    高松市在住

大川原 誠人
1962 高松市生まれ
1987 京都市立芸術大学大学院工芸専攻染織 修了
1993・1995年シアトル桜祭日本文化祭 (シアトル)
2008 「布をめぐる旅」 高松市歴史資料館
2010・2013・2015  「Art at the Temple 総本山善通寺」
2011 「さぬきの染 大川原静雄・誠人展」 高松市石の民俗資料館
2012 高松市文化奨励賞
2013・2016・2019 瀬戸内国際芸術祭 男木島で「TEAM 男気(おぎ)」
2013・2016・2018・2020 「Art Summit on the 御山」 白鳥神社
2014・2016  「Artwork 10」「Artwork 12」 灸まん美術館
2021 かまどホールで個展 (坂出)
    香川県伝統工芸士
    高松市在住

兼若 和也
1971 香川県丸亀市出身
1994 京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻 卒業 
    京都市在住
http//zakwak.wixsite.com/kazuyakanewaka

長谷川 隆子
1981 愛媛県生まれ
2006 京都市立芸術大学大学院彫刻学科 修了
<個展>
2021 「火焔」galleyAmi-KANOKO (大阪)
     「めぐる刻」暮らしの森 (三豊市)
2020 「みふゆつく」灸まん美術館ギャラリー (善通寺市)
<公演・パフォーマンス>
2019 Inspiration session「種のはじまり」他山地かまぼこ音楽堂 (観音寺市)
    こども絵画造形教室アトリエ KUCCA主宰、NPO 法人アーキペラゴ芸術士®所属
    愛媛大学、香川大学非常勤講師
    観音寺市在住

大川原 暢人
1993 高松市生まれ
2018 武蔵野美術大学彫刻学科 卒業
2020 京都市立芸術大学大学院彫刻学科 修了
2015 「あれに続く何か」Gallery SEPTIMA(東京)
2016 理化学研究所横浜地区展示プロジェクト (横浜)、地上芸術2017 (東京)
2017 「チューニング・ガム」W+K+ (東京)、 「サーフェステンション」W+K+ (東京)
2019 「ぼくらとみんなは生きている 5」 @KCUA (京都)  
2020 「ぼくらとみんなは生きている 10」 四谷未確認スタジオ (東京)
    東京都在住

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