「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」東京都庭園美術館

「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」東京都庭園美術館

名称:「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」東京都庭園美術館
会期:2021年9月18日(土)〜11月28日(日)〈日時指定・事前予約制〉
場所:東京都庭園美術館 本館+新館
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日 ※ただし9月20日(月・祝)は開館、9月21日(火)は休館
入館料:一般 1,400(1,120)円/大学生(専修・各種専門学校含む) 1,120(890)円/中・高校生 700(560)円/65歳以上 700(560)円
※日時指定・事前予約制
※( )内は20名以上の団体料金 ※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料
住所:〒108-0071東京都港区白金台5-21-9
TEL:03-5777-8600
URL:東京都庭園美術館

上段左から:1. モスローズ(バラ科) 1788年 銅版、手彩色、紙 個人蔵 2. ヨハン・ゾファニー シャーロット王妃の肖像 1772年 メゾチント、紙 個人蔵 3. ピーター・ヘンダーソン ロードデンドロン・ポンティクム(ツツジ科) ロバート・ジョン・ソーントン編『フローラの神殿』より 1802年 銅版 個人蔵  中段左から:4. シデナム・ティースト・エドワーズ アツバキミガヨラン(キジカクシ科) 1810年 銅版、手彩色、紙 個人蔵 5. ウェッジウッド 蓋付き深皿(クイーンズウェア) 1765-70年 クリームウェア(陶器)、エナメル彩 個人蔵 6. トマス・ハーヴェイ夫人 ローザ・ケンティフォリア(キャベツローズ)とローザ・ガリカ(フレンチローズ)の栽培品種(バラ科) 1800年 水彩、紙 キュー王立植物園蔵  下段左から:7. ウエッジウッド カメオ・ブローチ「シャーロット王妃」 20世紀 ジャスパーウェア(炻器) 個人蔵 8. シデナム・ティースト・エドワーズ オランダシャクヤク(ボタン科) 1815年頃 黒鉛、水彩、紙 キュー王立植物園蔵 9. フレデリック・ポリドール・ノッダー フランスギク(キク科)、ヤグルマギク(キク科)、トウモロコシマリーゴールド(キク科) 1794年 銅版、紙 個人蔵  6.8 ⒸThe Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew /3.5.7 Photo Michael Whiteway /1.2.4.9 Photo Brain Trust Inc.
上段左から:1. モスローズ(バラ科) 1788年 銅版、手彩色、紙 個人蔵 2. ヨハン・ゾファニー シャーロット王妃の肖像 1772年 メゾチント、紙 個人蔵 3. ピーター・ヘンダーソン ロードデンドロン・ポンティクム(ツツジ科) ロバート・ジョン・ソーントン編『フローラの神殿』より 1802年 銅版 個人蔵 中段左から:4. シデナム・ティースト・エドワーズ アツバキミガヨラン(キジカクシ科) 1810年 銅版、手彩色、紙 個人蔵 5. ウェッジウッド 蓋付き深皿(クイーンズウェア) 1765-70年 クリームウェア(陶器)、エナメル彩 個人蔵 6. トマス・ハーヴェイ夫人 ローザ・ケンティフォリア(キャベツローズ)とローザ・ガリカ(フレンチローズ)の栽培品種(バラ科) 1800年 水彩、紙 キュー王立植物園蔵 下段左から:7. ウエッジウッド カメオ・ブローチ「シャーロット王妃」 20世紀 ジャスパーウェア(炻器) 個人蔵 8. シデナム・ティースト・エドワーズ オランダシャクヤク(ボタン科) 1815年頃 黒鉛、水彩、紙 キュー王立植物園蔵 9. フレデリック・ポリドール・ノッダー フランスギク(キク科)、ヤグルマギク(キク科)、トウモロコシマリーゴールド(キク科) 1794年 銅版、紙 個人蔵 6.8 ⒸThe Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew /3.5.7 Photo Michael Whiteway /1.2.4.9 Photo Brain Trust Inc.

科学的視点と美しさを併せ持つ、ボタニカルアートの華麗なる世界

英国王立植物園「キューガーデン」はユネスコ世界遺産に登録され、22万点を超えるボタニカルアートを所蔵する世界最大級の植物園です。
はじまりは、1759年にジョージ3世の母であるオーガスタ皇太子妃がロンドン南西部に造った小さな庭園でした。ジョージ3世とシャーロット王妃の時代にその規模を飛躍的に広げ、当時ヨーロッパを席巻していた啓蒙思想などを背景に、研究機関としての整備も進みました。

本展では、18~19世紀に制作されたキューガーデン所蔵の貴重なボタニカルアートコレクションのほか、シャーロット王妃が愛し、王室御用達となったウェッジウッド社など陶磁器の数々を展示します。時代が大きく変革していく中で、英国において自然科学や植物画がどのように発展し、どのような歴史的背景を歩んできたのか、変遷をたどります。

精緻な描写による科学的視点と、目を奪われるような美しさが共存するボタニカルアート。世界中から集められた色とりどりの花々に囲まれるこの機会をどうぞご堪能ください。

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