企画展「ミステリーの系譜」山梨県立文学館

企画展「ミステリーの系譜」山梨県立文学館

名称:企画展「ミステリーの系譜」山梨県立文学館
会期:2021年9月18日(土)~11月21日(日)
会場:山梨県立文学館 展示室C
休館日:月曜日(9月20日は開館)
開館時間:9:00~17:00(入室は16:30まで)
観覧料:一般:600円(480円)、大学生:400円(320円)
  *( )内は20名以上の団体料金、前売料金、県内宿泊者割引料金
主催:山梨県立文学館
住所:〒400-0065山梨県甲府市貢川1-5-35
TEL:055-235-8080
URL:山梨県立文学館

卓抜な着想とトリックで傑作を書き、日本の探偵小説を牽引した江戸川乱歩(えどがわ らんぽ 1894~1965)。金田一耕助(きんだいち こうすけ)シリーズで本格的な長編推理小説の興盛へと導く横溝正史(よこみぞ せいし 1902~1981)。「人生の阿呆」で直木賞を受賞し、「探偵小説」を深化させた「推理小説」という名称を提唱した甲府市出身の木々高太郎(きぎ たかたろう 1897~1969)。日本のミステリー(推理小説)の草創期から現代までをたどり、その魅力と人気の秘密を探ります。

◆みどころ
・江戸川乱歩「人間椅子」草稿、横溝正史「八つ墓村」原稿など、ミステリーの名作の直筆資料
・江戸川乱歩と同時代に活躍した横溝正史、木々高太郎、小栗虫太郎など、探偵小説作家の交流をあらわす書簡
・竹中英太郎(たけなか えいたろう)、松野一夫などによる探偵小説の挿絵原画
・文豪ストレイドッグス BUNGO STRAY DOGS × 山梨県立文学館
 コラボレーション企画 江戸川乱歩 スタンディ&複製原画 展示  撮影可

関連イベント
いずれも参加無料

○ 京極夏彦 講演会「探偵と民俗学者、そして陰陽師」
10月23日(土)13:30~15:00 会場:講堂 定員240名 座席指定
申し込み方法:往復はがき 締切:10月8日(金)必着 1枚で2人までご応募いただけます。
記入事項:【往信欄裏面】①京極夏彦講演会、②郵便番号、③住所、④氏名、⑤電話番号、⑥参加希望の人数、⑦代表者以外の参加者名【返信欄表面】①郵便番号、②住所、③氏名
*応募者が定員を超えた場合は抽選となります。抽選結果は、はがきで応募者全員に開催日の1週間前頃までにお知らせします。

○ 映画会  会場:講堂 定員 各100名
・10月31日(日)13:30~「犬神家の一族」 原作:横溝正史 監督:市川崑
 出演:石坂浩二、島田陽子、あおい輝彦 他 1976年 東宝 カラー 146分
 申し込み方法:10月16日(土)より電話でお申し込みください。
・11月7(日) 13:30~ 「影なき声」 原作:松本清張 監督:鈴木清順
 出演:南田洋子、二谷英明、金子信雄 他 1958年 日活 モノクロ 92分
 申し込み方法:10月23日(土)より電話でお申し込みください。

○ 講座  会場:研修室 定員 各40名 
・年間文学講座2 ジャンルを超える文学の可能性
「ミステリー小説の系譜―江戸川乱歩から東野圭吾まで」
 10月16日(土)14:00~15:30 講師:大村梓(山梨県立大学准教授)
 申し込み方法:10月2日(土)より電話でお申し込みください。
・年間文学講座3 山梨の文学「江戸川乱歩と木々高太郎」
 9月19日(日)14:00~15:10 講師:中野和子(当館学芸員) 
 申し込み方法:9月5日(日)より電話でお申し込みください。
*映画会、年間文学講座は、定員になり次第申し込みを締め切ります。

○ 閲覧室資料紹介「ミステリーの世界」
 日本を代表するミステリー作家の江戸川乱歩、横溝正史、木々高太郎の著作を紹介する 
 とともに、ミステリーの歴史をたどります。資料は手に取ってご覧いただけます。
 9月17日(金)~ 11月21日(日) 閲覧室開室時間:9:00~16:00
 場所:1階 閲覧室 *入場無料

江戸川乱歩「人間椅子」草稿  立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター蔵 「苦楽」1925(大正14)年10月号に発表された形と大きく異なる。
江戸川乱歩「人間椅子」草稿  立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター蔵 「苦楽」1925(大正14)年10月号に発表された形と大きく異なる。
竹中英太郎 画「ココナットの實」(夢野久作 作)挿絵原画 湯村の杜・竹中英太郎記念館蔵 「新青年」1931(昭和6)年4月号掲載
竹中英太郎 画「ココナットの實」(夢野久作 作)挿絵原画 湯村の杜・竹中英太郎記念館蔵 「新青年」1931(昭和6)年4月号掲載
江戸川乱歩賞正賞のシャーロック・ホームズ像披露パーティー 1956(昭和31)年5月 左から木々、大下宇陀児(うだる)、制作者の堀進二、乱歩。
江戸川乱歩賞正賞のシャーロック・ホームズ像披露パーティー 1956(昭和31)年5月 左から木々、大下宇陀児(うだる)、制作者の堀進二、乱歩。
横溝正史「八つ墓村」原稿 第11回「鬼火の淵」冒頭 世田谷文学館蔵 「新青年」1950(昭和25)年5月号掲載
横溝正史「八つ墓村」原稿 第11回「鬼火の淵」冒頭 世田谷文学館蔵 「新青年」1950(昭和25)年5月号掲載

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