名称:特別展示「ARS VITA ESTA 藝術は人生〜色彩画家の軌跡〜」絹谷幸二 天空美術館
会期:2021年7月3日(土)~2021年12月13日(月)
開館時間:10〜18時
10〜20時(金・土・祝前日)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 火曜日 ※火曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館
住所:〒531-0076大阪府大阪市北区大淀中1-1-30 梅田スカイビル タワーウエスト27F
TEL:06-6440-3760
URL : 絹谷幸二 天空美術館
“ARS VITA ESTA – VITA ARS ESTA”
ラテン語で「藝術とは人生なり、人生とは藝術なり」。これは絹谷幸二の座右の銘である。
古都・奈良で生を受け、神仏の教えを心の原風景とし、ルネッサンスの大輪の花が咲いたイタリアで多感な青年時代を過ごした絹谷幸二。多くの刺激と出会いに恵まれ「食べて、歌って、愛して」と陽気な人生謳歌に心酔。一気にその藝術的才能を開花させていった。
以後、半世紀に亘り、東西の美意識を融合させた独自のアフレスコ(壁画の古典技法)を確立し、人類に夢と希望、そして平和への大いなるメッセージを発信し続ける。伝統と革新、虚と実といった、相反するものを包み込む「不二」の思想や、森羅万象を千変万化させる自由奔放な藝術観は、まさに自然の豊饒への賛美そのものである。
本展では、今は国民的画家として八面六臂の活躍を継続する絹谷幸二の軌跡を、誕生、形成、開花、飛躍の四つの視点から辿る。
絹谷幸二 略歴
- 絹谷 幸二(きぬたに こうじ)
1943年奈良県に生まれ、幼少の頃から歴史的環境に親しみ、豊かな芸術的感性を養う。
東京藝術大学油画科に入学し、大学院壁画科でアフレスコ古典技法と出会う。ヴェネツィア・アカデミアに留学。以後、アフレスコ古典技法の現代的表現を修得し、鮮烈なるイメージ世界を形成。帰国後は独創的なスタイルと精力的な作品制作で、数々の美術賞を受賞。40年以上にわたって日本の美術界をリードしてきた。
東京藝術大学や大阪芸術大学で後進の指導に当たるとともに、「絹谷幸二賞」を設立して若手芸術家を支援。文化庁主催の「子供 夢・アート・アカデミー」にも携わり、次代を担う若者たちに創造の喜び、楽しさを伝える。日本藝術院会員。2014年文化功労者顕彰。2015年日本放送協会放送文化賞受賞。
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