巡回「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」国立新美術館

巡回「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」国立新美術館

名称:巡回「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」国立新美術館
会期:2022年2月9日(水)~ 2022年5月30日(月)
休館日:毎週火曜日休館 ※ただし5月3日(火・祝)は開館
開館時間:10:00~18:00
  ※毎週金・土曜日は20:00まで
  ※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
主催:国立新美術館、メトロポリタン美術館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京、TBS、BS-TBS
後援:米国大使館
協賛:大和ハウス工業、凸版印刷、三菱商事
住所:〒106-8558東京都港区六本木7-22-2
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル
URL:国立新美術館

マリー・ドニーズ・ヴィレール《マリー・ジョゼフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ(1868年没)》 1801年、油彩/カンヴァス、161.3×128.6cm、ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Mr. and Mrs. Isaac D. Fletcher Collection, Bequest of Isaac D. Fletcher, 1917 / 17.120.204
マリー・ドニーズ・ヴィレール《マリー・ジョゼフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ(1868年没)》 1801年、油彩/カンヴァス、161.3×128.6cm、ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Mr. and Mrs. Isaac D. Fletcher Collection, Bequest of Isaac D. Fletcher, 1917 / 17.120.204
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》 おそらく1630年代、油彩/カンヴァス、101.9×123.5cm、ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1960 / 60.30
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》 おそらく1630年代、油彩/カンヴァス、101.9×123.5cm、ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Rogers Fund, 1960 / 60.30

世界三大美術館のひとつで、創立150年の歴史を持つニューヨーク・メトロポリタン美術館。その西洋絵画コレクションから名品65点(うち46点は日本初公開)をまとめて紹介するかつてない展覧会です。
ラファエロ、ティツィアーノ、カラヴァッジョ、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラント、フェルメールから、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホまで、誰もが知る画家たちの珠玉の名作で、ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画史500年の流れをたどります。

《パリスの審判》 ルカス・クラーナハ(父) 1528年頃 油彩/板(ブナ) 101.9×71.1cm Rogers Fund, 1928 / 28.221 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《パリスの審判》 ルカス・クラーナハ(父) 1528年頃 油彩/板(ブナ) 101.9×71.1cm Rogers Fund, 1928 / 28.221 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《音楽家たち》 カラヴァッジョ(本名 ミケランジェロ・メリージ) 1597年 油彩/カンヴァス 92.1x118.4cm Rogers Fund, 1952 / 52.81 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《音楽家たち》 カラヴァッジョ(本名 ミケランジェロ・メリージ) 1597年 油彩/カンヴァス 92.1×118.4cm Rogers Fund, 1952 / 52.81 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《信仰の寓意》 ヨハネス・フェルメール 1670-72年頃 油彩/カンヴァス 114.3x88.9cm The Friedsam Collection, Bequest of Michael Friedsam, 1931 / 32.100.18 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《信仰の寓意》 ヨハネス・フェルメール 1670-72年頃 油彩/カンヴァス 114.3×88.9cm The Friedsam Collection, Bequest of Michael Friedsam, 1931 / 32.100.18 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《ヴィーナスの化粧》 フランソワ・ブーシェ 1751年 油彩/カンヴァス 108.3x85.1cm Bequest of William K. Vanderbilt, 1920 / 20.155.9 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《ヴィーナスの化粧》 フランソワ・ブーシェ 1751年 油彩/カンヴァス 108.3×85.1cm Bequest of William K. Vanderbilt, 1920 / 20.155.9 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《睡蓮》 クロード・モネ 1916‒19年 油彩/カンヴァス 130.2×200.7cm Gift of Louise Reinhardt Smith, 1983 / 1983.532 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《睡蓮》 クロード・モネ 1916‒19年 油彩/カンヴァス 130.2×200.7cm Gift of Louise Reinhardt Smith, 1983 / 1983.532 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《リンゴと洋ナシのある静物》 ポール・セザンヌ 1891-92年頃 油彩/カンヴァス 44.8×58.7cm Bequest of Stephen C. Clark, 1960 / 61.101.3 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《リンゴと洋ナシのある静物》 ポール・セザンヌ 1891-92年頃 油彩/カンヴァス 44.8×58.7cm Bequest of Stephen C. Clark, 1960 / 61.101.3 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《キリスト磔刑》 フラ・アンジェリコ (本名 グイド・ディ・ピエトロ) 1420-23年頃 テンペラ/金地、板 63.8x48.3cm Maitland F. Griggs Collection, Bequest of Maitland F. Griggs, 1943 / 43.98.5 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《キリスト磔刑》 フラ・アンジェリコ (本名 グイド・ディ・ピエトロ) 1420-23年頃 テンペラ/金地、板 63.8×48.3cm Maitland F. Griggs Collection, Bequest of Maitland F. Griggs, 1943 / 43.98.5 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《ヒナギクを持つ少女》 オーギュスト・ルノワール 1889年 油彩、カンヴァス 65.1x54cm The Mr. and Mrs. Henry Ittleson Jr. Purchase Fund, 1959 / 59.21 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
《ヒナギクを持つ少女》 オーギュスト・ルノワール 1889年 油彩、カンヴァス 65.1x54cm The Mr. and Mrs. Henry Ittleson Jr. Purchase Fund, 1959 / 59.21 ニューヨーク、メトロポリタン美術館
エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》 1890年頃、油彩/カンヴァス、82.2 × 75.6 cm、ニューヨーク、メトロポリタン美術館 H. O. Havemeyer Collection, Bequest of Mrs. H. O. Havemeyer, 1929 / 29.100.42
エドガー・ドガ《踊り子たち、ピンクと緑》 1890年頃、油彩/カンヴァス、82.2 × 75.6 cm、ニューヨーク、メトロポリタン美術館 H. O. Havemeyer Collection, Bequest of Mrs. H. O. Havemeyer, 1929 / 29.100.42
ラファエロ・サンツィオ(サンティ)《ゲッセマネの祈り》 1504年頃、油彩/板、24.1×28.9 cm、ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Funds from various donors, 1932 / 32.130.1
ラファエロ・サンツィオ(サンティ)《ゲッセマネの祈り》 1504年頃、油彩/板、24.1×28.9 cm、ニューヨーク、メトロポリタン美術館 Funds from various donors, 1932 / 32.130.1

メトロポリタン美術館の歴史
メトロポリタン美術館は、1866年7月4日、パリでアメリカ独立宣言の90周年を祝うために集ったアメリカの人々によって構想が提案され、その4年後の1870年4月13日に創立されました。アメリカ国民のために美術の教育と振興を図ることを使命とし、実業家や資産家、芸術家といった市民が創立者として尽力しました。創立当初、作品は1点もありませんでしたが、個人コレクターからの寄贈など、関係者の努力によってコレクションを形成し、1872年2月20日、ニューヨークのマンハッタンの小さな建物の中で一般公開を開始します。そして1880年、現在の場所である、セントラル・パーク内の建物に移りました。以来拡張を続け、現在では、先史時代から現代まで5000年以上にわたる世界各地の考古遺物・美術品150万点余りを有しています。
ヨーロッパ絵画部門
ヨーロッパ絵画部門のコレクションは、メトロポリタン美術館の創立から1年後の1871年、ヨーロッパの画商から購入した174点の絵画から始まりました。以来、寄贈・遺贈と購入により拡充が続けられ、現在は、13世紀から20世紀初頭まで、2500点以上に及ぶヨーロッパ各国の絵画を所蔵しています。同部門の常設展ギャラリーは美術館の2階に位置しますが、2018年より照明設備を改修する「スカイライ ト・プロジェクト」が進められています。電灯が普及する以前の19世紀末まで、絵画は自然光のもとで描かれ、鑑賞されていました。スカイライト・プロジェクトは、天窓からの自然光をギャラリーの照明に活用することで、より快適で自然な鑑賞環境を整える試みです。本展は、この改修工事をきっかけとして実現しました。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る