鈴木崇 個展「Are you my echo.」HRDファインアート

Are you my echo. ピグメントプリント 95×70cm 2021 年

名称:鈴木崇 個展「Are you my echo.」HRDファインアート
会期:2021年9月2日~10月2日
時間:木曜日 11:00~15:00(9月2日(木)と23日(木・祝)は19:00までオープン)
   金・土曜日および9月19日(日)・20日(月・祝) 11:00~19:00
休廊:日・月・火・水曜日
   (事前のアポイントにより観覧可能/9月19日(日)と20日(月・祝)は特別にオープンします)
住所:〒602-0896 京都市上京区上御霊竪町494-1
TEL:090-9015-6087
URL:HRDファインアート

HRDファインアートでは、9月2日から10月2日までの会期で鈴木崇の個展「Are you my echo.」を開催します。HRDファインアートでは作家の初の個展となります。また、本展は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のサテライトイベント「KG+ 2021」の参加展覧会です。
鈴木崇は1971年京都生まれ。米国ボストンのアート・インスティテュート・オブ・ボストンや、ドイツ・デュッセルドルフのデュッセルドルフ芸術アカデミーで学びました。
鈴木崇の制作は視覚を通した「知覚」と「理解」の関係性をテーマとしています。現実に起きている現象と、それを捉えたイメージとの誤差やズレ、それによって引き起こされる人間の意識の揺らぎを、写真を起点に、しかし写真というメディアにとどまることなくオブジェや映像なども用いて、重層的に提示しています。
本展は、あるひとつのキーワードを設定し、それに基づいて展示会場全体を実験的なモンタージュ空間として捉えて構成するという、鈴木が近年取り組んでいる手法による展示となります。今回のキーワードとなるのは「エコー」。築90年超の町家建築を用いたギャラリー空間に、エコーという現象と概念(コンセプト)が輻輳的に響き合う空間が創出されます。


アーティストからのメッセージ
私は近年、作品を作るときに浮かんでくるアイデア同士をモンタージュしていくことに強く関心を抱いている。
それぞれの作品は思考する中で生み出された断片であり、それらのイメージやパターンは衝突しながらお互いに干渉して、点から線そして面となり最後には何らかの形となっていく、そういったものであって欲しいと思っている。
同時にそれぞれのイメージとイメージの間には、私が意図しているものよりも偶然性が優先された相乗作用が存在することを期待している。 (鈴木崇)

【作家略歴】
鈴木 崇
Takashi SUZUKI
1971 京都生まれ
1996 アート・インスティテュート・オブ・ボストン写真学科卒業
2001-02 デュッセルドルフ芸術アカデミー トーマス・ルフ・クラス研究生
現在、京都在住
主な個展
2002 「Haut」Artislong Gallery(京都)
2004 「Altus」The Third Gallery Aya(大阪)
2006 「Altus-spatium」The Third Gallery Aya(大阪)
2008 「ARCA」The Third Gallery Aya(大阪)
2010 「BAU」rep + Super Window Project(京都)
2015 「Form Philia」IMA Gallery(東京)
2019 「Though this be madness, yet there might be method in’t」IG Photo Gallery(東京)
「みる」アートカゲヤマ(静岡)
2020 「Quiet Riot」Media Shop Gallery(京都)
主なグループ展
2002 「Rundgang」デュッセルドルフ芸術アカデミー(デュッセルドルフ)
2003 「2002 年度ヤングポートフォリオ展」清里フォトアートミュージアム(山梨)
「DOUBLE SENSE 野村仁 x 鈴木崇」galerie16(京都)
2004 「コレクション展」The Third Gallery Aya(大阪)
2005 「Art Court Frontier 2005」アートコートギャラリー(大阪)
2006 「写真の現在 3:臨界をめぐる6つの試論」東京国立近代美術館(東京)
2007 「Young Japanese Landscape/ landscape in the past, and the future」MOYA
(ウィーン)
2009 「No Man’s Land」フランス大使館(東京)
2010 「Emerging Asian Artists」Art Gwangju 2010(光州)
「マイ・フェイバリット – とある美術の検索目録/所蔵作品から」京都国立近代美術館
(京都)
「Sense Perception」The Third Gallery Aya(大阪)
2011 「Exchange Osaka – Tokyo」SANAGI FINE ARTS(東京)
「着想のユートピア CURATORIAL LIBRARY」神戸芸術工科大学ギャラリーセレンディ
ップ(兵庫)
「Une fenêtre japonaise」galerie de multiples(パリ)
「PACIFIC」Scion Installation L.A. Gallery(ロサンゼルス)
2012 「消息 – Presage -」HI-NEST BLDG(京都)
「Quiet Moments」The Third Gallery Aya(大阪)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る