名称:開館20周年特別展 「狩野派~永徳とその周辺~」伝国の杜 米沢市上杉博物館
日時:2021年8月7 日(土)~10月10日(日)
前期:8月7日(土)~9月5日(日)
後期:9月11日(土)~10月10日(日)
休館日:8月25日(水)、9月22日(水)
住所:〒992-0052山形県米沢市丸の内1-2-1
TEL:0238-26-8001
URL:伝国の杜 米沢市上杉博物館
この展覧会では、米沢市上杉博物館開館20周年を記念して、当館を代表する収蔵品の一つである国宝「上杉本洛中洛外図屏風」をはじめ、戦国時代から桃山時代の狩野派の代表的作品を展示し、その魅力にふれる機会とし、さらに狩野派の展開、永徳の画業、そして時代の動向や価値観などを紹介します。
前期展示では、花鳥図や人物図などを中心に展示し、父祖正信・元信らからの狩野派の展開などをふまえ、大作も含めた永徳の画業の全体像にふれていきます。また、画題にも着目し、時代の動向や価値観に迫ります。
後期展示では、洛中洛外図屏風の成立につながる風俗画の視点から狩野派を中心とした作品を紹介します。描かれる人々の姿や、その場所に着目し、漢画的要素や大和絵的要素などにも注意しながら、狩野派の展開をみていきます。
この展覧会は、必ずしも網羅的に作品を集めたとはいえませんが、この時代の優品の中の優品をご覧いただける機会になっています。出展して下さったご所蔵者のご厚意に感謝申し上げますとともに、米沢の地でそれらをじっくりと鑑賞していただければ幸いです。
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