開館5周年記念 特別展「ベル・エポックからモダンへ」共立女子大学博物館

開館5周年記念 特別展「ベル・エポックからモダンへ」共立女子大学博物館

名称:開館5周年記念 特別展「ベル・エポックからモダンへ」共立女子大学博物館
会期:2021年10月4日(月)〜11月20日(土)
開館時間:平日10:00~17:00 土曜10:00~13:00
休館日:日曜(但し10/17は開館)、祝日、および10/15・18・19
住所:〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-1 共立女子学園2号館地下1階
TEL:03-3237-2665
URL:共立女子大学博物館

このたび共立女子大学博物館は、2016年の開館から5周年を迎える運びとなりました。これに伴い、開館5周年記念 特別展「べル・エポックからモダンへ」を開催いたします。「ベル・エポック」とはフランス語で「古き良き時代」を意味し、ヨーロッパにおいて文化や芸術が栄えた19世紀末から第一次世界大戦勃発までの時期をこのように呼んできました。この時代は、曲線が優美なアール・ヌーヴォー様式のデザインがもてはやされ、美術工芸・建築など様々なものに施されました。やがて1910年代半ばごろには幾何学的で機能美が重視されるアール・デコ様式が誕生し、1920年代には「モダン」の時代が到来します。服飾においてもそれぞれの時期にその現象は現れ、衣服のシルエットは曲線的なものから直線的なものになり、モチーフも幾何学的でエキゾチックなものへと変化します。しかし、加飾技法においては、機能性とは程遠い、豪奢で華麗な装飾をビーズ刺繍で施すなど、緻密さを極めていきます。
 本展は、ベル・エポック期の服飾にみられる複雑な構造と優美な装飾にハイライトを当てながら、機能的な構造と溢れる装飾性で、100年を経てもなお輝き続ける1920年代のモダンデザインとスタイルをご紹介いたします。

開館5周年記念 特別展「ベル・エポックからモダンへ」共立女子大学博物館
開館5周年記念 特別展「ベル・エポックからモダンへ」共立女子大学博物館

会期中のイベント
【講演会】
演題:「1920年代のファッション モダンと郷愁」
講師:能澤 慧子 氏(東京家政大学名誉教授、本展監修者)
開催方式:オンデマンド形式
配信期間:2021年10月4日(月)~11月20日(土)
※講演会詳細については9月13日ごろにリリースいたします。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  2. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
  3. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
ページ上部へ戻る