「スイス プチ・パレ美術館展―珠玉のフランス近代絵画―」佐川美術館

モイズ・キスリング 《赤毛の女》 1929年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE

名称:「スイス プチ・パレ美術館展―珠玉のフランス近代絵画―」佐川美術館
会期:2021年09月14日(火)~2021年11月07日(日)
開館時間:9時30分~17時(最終入館は16時30分迄)
休館日:毎週月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)
住所:〒524-0102滋賀県守山市水保町北川2891
TEL:077-585-7800
URL:佐川美術館

オーギュスト・ルノワール ≪詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像≫ 1913年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE,
オーギュスト・ルノワール ≪詩人アリス・ヴァリエール=メルツバッハの肖像≫ 1913年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE,

伝統的な写実主義のもと、一部の富裕層や貴族など特権階級の間で愛好されてきたフランス絵画。19世紀末から第一次世界大戦勃発(1914年)に至るまでの時期は「ベル・エポック」(良き時代)と謳われ、美術史上新たな画期を迎えることになります。産業革命を経て都市の近代化が進み、自然科学が発展したこの時代、芸術の分野で様々な様式が現れたのです。

光と色彩を追求した印象派の画家たちが登場し、これまでに無い新たな芸術を生み出そうとする機運が高まり、画家は独自の感受性を持って現実世界に目を向けるようになります。描かれるテーマもダンスホールやカフェ、芸術家たちの交流など、市井の人々の暮らしぶりに焦点が当てられ、当時の庶民にとっても芸術が身近な存在となりました。

本展ではスイス プチ・パレ美術館の主要コレクションから、印象派やナビ派、フォーヴィスムやキュビスム、エコール・ド・パリの画家たちまで、約半世紀の間に起こった多彩な絵画様式の個性あふれる作品約65点をご紹介いたします。

ジャン・メッツァンジェ 《スフィンクス》 1920年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
ジャン・メッツァンジェ 《スフィンクス》 1920年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
ギュスターヴ・カイユボット 《子どものモーリス・ユゴーの肖像》 1885年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
ギュスターヴ・カイユボット 《子どものモーリス・ユゴーの肖像》 1885年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
シュザンヌ・ヴァラドン 《コントラバスを弾く女》 1908年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
モーリス・ユトリロ 《ノートル=ダム》 1917年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
シュザンヌ・ヴァラドン 《コントラバスを弾く女》 1908年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE
シュザンヌ・ヴァラドン 《コントラバスを弾く女》 1908年 ASSOCIATION DES AMIS DU PETIT PALAIS, GENEVE

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
  3. 「没後30年・ドアノーの愛したパリ ROBERT DOISNEAU展」何必館・京都現代美術館
ページ上部へ戻る