名称:秋季展「新茶を祝う-製茶から口切の茶事まで-」茶道資料館
会期:2021年9月15日(水)~ 12月5日(日)
※新型コロナウイルス感染症の流行状況により、会期を変更する可能性があります。
開館時間:午前9時30分~午後4時30分 (入館は午後4時まで)
休館日:月曜日、第2・4火曜日 ※ただし、祝日の場合は開館、翌日休館
入館料:一般700円、大学生400円、中高生300円 小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料
呈茶:展覧会期間中の開館日・予約優先制(要別途入館料) 一般500円、小学生以下300円、学生証提示により300円
住所:〒602-0073 京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682番地 裏千家センター内
TEL:075-431-3434
URL:茶道資料館
茶道の世界では秋に新茶を味わう季節を迎えます。
立夏の頃に摘み取られた茶葉は、蒸し、乾燥などの工程を経て、茶壺に大切に保管され、秋になってようやく味わうことができます。ひと夏を越すことで新茶特有の青さが消え、まろやかな味になると言われます。茶壺の口を切ってその茶葉を臼で挽き、客に供する「口切の茶事」は茶人にとって正月とよばれるほど重要視されています。
宇治が茶の産地として名が知られるにつれて、江戸時代のはじめ頃から茶摘みの風景が宇治の名所として絵画化されるようになります。茶摘みだけでなく製茶の工程までも描いた「製茶図」も制作されるようになりました。
本展では、製茶の様子を描いた「製茶図」を通じて、茶が私たちの口に入るまでの工程を分かりやすく解説するとともに、「製茶図」が生まれた背景にも迫ります。また、今日庵文庫が所蔵する茶書を用いて、茶を美味しく保管するために「茶壺」がいかに珍重されていたのかなど、口切の茶事にまつわる記事もご紹介します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、入館と呈茶はHP・電話での予約を優先します。
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