名称:「篠田桃紅 作品展 追悼-空」銀座三越
会期:2021年10月13日(水) ~ 2021年10月19日(火) ※最終日午後5時閉場
会場:銀座三越 本館7階 ギャラリー
企画・協力:ギャラリーサンカイビ
住所:〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16
TEL: 03-3562-1111
URL: 銀座三越
東洋的な伝統美と革新的な造形美を融合させ「墨象」という新しいジャンルを切り拓き、世界のアートシーンに影響を与え続けた孤高の美術家、篠田桃紅氏(享年107歳)。
本展では70歳から100歳代までの抽象画や書、手彩色を施した版画まで一堂に展覧いたします。
100歳を超えても「もっといいものを創りたい。」と、墨と格闘し続けた篠田氏の描く一本一本の線を心ゆくまでご高覧ください。
篠田桃紅 Toko Shinoda
1913年、中国・大連に生まれる。5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。
第二次世界大戦後、文字を解体し墨で抽象を描き始める。
1956年渡米しニューヨーク、ボストン、シカゴ、パリ他で個展を開催。
58年の帰国後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の襖絵などの大作を手掛ける一方で、リトグラフや装丁、題字、随筆など、活動は多岐にわたった。
2005年、ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど、晩年まで精力的な活動を続けた。
今年2021年3月1日、107歳で逝去。
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