「「火の国」篠塚聖哉 展」日本橋三越本店

火の国_024 2021年  紙、オイルパステル、24.2x33.3cm 

名称:「「火の国」篠塚聖哉 展」日本橋三越本店
会期:2021年9月29日(水) ~ 2021年10月11日(月) 最終日午後5時終了
会場:日本橋三越本店 本館6階 美術 コンテンポラリーギャラリー
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

自身の体験や記憶をもとに、故郷の風景をモチーフとした半抽象的な絵画を描いてきた篠塚氏。
今回の「火の国」というテーマは、自身の故郷熊本の原風景の記憶をテーマに会場を構成しています。
紙にオイルパステルで描き、指・手のひらを使い、
画面に擦り付けながら描いた作品群や油彩で描いた作品を会場ではご紹介いたします。
鑑賞者が過去に見て感じた「原風景の記憶」と、作品が結びつくような不思議な感覚を会場でご体験いただけます。

火の国_025  2021年   紙、オイルパステル、24.2x33.3cm 
火の国_025 2021年  紙、オイルパステル、24.2×33.3cm 
火の国_027  2021年   紙、オイルパステル、24.2x33.3cm 
火の国_027 2021年  紙、オイルパステル、24.2×33.3cm 

【篠塚氏の本展のステートメント】
故郷の原風景をイメージの源泉にして描いています。
描く時は指を使って描いています。
そのほうがイメージに近い絵を描けるからです。
イメージに近い絵とは、描かれている場所や時代がぼんやりとしていて、
その補完を鑑賞者に委ねることが出来る絵の事です。
画面に描かれている色・形・質感を手掛りに、その補完を繰り返してもらう中で、
私と鑑賞者の原風景が、五感のどれかで結びつけばと考えています。
今回の展示では新作ドローイング・ペインティングの他に、
新聞挿絵で描いた作品と熊本でのレジデンス滞在時に描いた作品を合わせて、50点程を発表いたします。
ご高覧いただければ幸いです。            
篠塚聖哉

【篠塚聖哉 略歴】 Seiya Shinotsuka
1970年 熊本県生まれ
1996年 多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業

個展
2018年 「Buffer」アンドーギャラリー、東京
2016年 「Old days」アンドーギャラリー、東京
2014年 「草原」つなぎ美術館、熊本
2013年 「Intervene」アンドーギャラリー、東京
2011年 「ペネトレイト」アンドーギャラリー、東京
2010年 「深山」アンドーギャラリー、東京
2008年 「包む森」アンドーギャラリー、東京
2006年 「Floating」フタバ画廊、東京
2005年 「蒸発する山」フタバ画廊、東京
2002年 「OVERGROWN WITH FLOWERS」フタバ画廊、東京
2001年 「あいまいな景色」AXIS GALLERY ANNEX、東京
    「錯覚」フタバ画廊、東京
2000年 フタバ画廊、東京
1998年 「Pigment to Interface」ガレリアソル、東京
1997年 戸村美術、東京
1996年 ガレリアラセン、東京

グループ展
2021年 「現代日本画の系譜-タマビDNA」多摩美術大学美術館、アートテークギャラリー、東京
2020年 「アーティスト・イン・レジデンスつなぎの軌跡 つなぎだョ!全員集合」つなぎ美術館、熊本
2010年 「美の予感2010-新たなるカオスへ-」 日本橋高島屋、東京、他5ヶ所巡回
2008年 「ピクニックあるいは回遊」熊本市現代美術館、熊本
2006年 「MOTアニュアル2006 No Border「日本画」から/「日本画」へ」東京都現代美術館、東京
2001年 「志向する平面/それぞれの視座vol.2」ガレリアラセン、東京
2000年 「世紀末を愛でる尋常文庫の百冊」ギャラリーK、東京、他4ヶ所巡回
    「GALERIA RASEN select 2000」ガレリアラセン、東京
1999年「PHASE×3」フタバ画廊、東京
    「GALERIA RASEN select 1999」ガレリアラセン、東京
1998年 「GALERIA RASEN select 1998」ガレリアラセン、東京

パブリックコレクション
熊本市現代美術館、熊本
つなぎ美術館、熊本

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