名称:「町田市立博物館所蔵 岩田色ガラスの世界展―岩田藤七・久利・糸子―」神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
会期:2021年10月1日(金曜)から11月14日(日曜)まで
休館日:月曜
開館時間:午前9時30分 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:一般700円、20歳未満・学生550円、65歳以上350円、高校生100円
*中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
*ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:10月3日、11月7日は、18歳未満のお子様連れのご家族は、割引料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同日の会話を楽しむ日「オープン・コミュニケーション・デー」は中止します。
*その他の割引につきましてはお問い合わせください。
主催:神奈川県立近代美術館、神奈川新聞社
特別協力:町田市立博物館
助成:芸術文化振興基金
住所:〒248-0005神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
電話:0467-22-5000
URL:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
近代ガラス工芸の礎を築いた岩田藤七(1893–1980)。宙吹き技法によるやわらかな造形に、鮮やかな色彩をまとわせた作品で知られます。
昭和のはじめ、ガラスの生産といえば実用品や切子などが一般的でしたが、藤七は日本の伝統的美意識を引き継いだ大胆な造形を追求し、ガラス工芸を芸術の域に高めました。その長男・久利(1925–1994)は化学的知識を駆使した緻密で流麗なガラスの世界を作り上げ、久利の妻・糸子(1922–2008)は岩田工芸硝子株式会社を受け継ぎながら清新なガラスの大皿などを制作しました。本展では、日本のガラス工芸を拓いた岩田家の作品を町田市立博物館のコレクション約60点から紹介し、制作時のスケッチブックとともに展覧します。
展覧会の見どころ
岩田藤七は友人との交流や、美術展、日本舞踊、歌舞伎の鑑賞など、日常生活をいきいきとスケッチブックに描きました。
また藤七は鎌倉を拠点とした文学者や美術家と親しくしたことから、本展では当館が所蔵する藤七の貴重な初期作品や、鎌倉に過ごした有島生馬(1882–1974)、山口蓬春(1893–1971)、小倉遊亀(1895–2000)の作品を展示し、彼らの交流をふりかえります。
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