「我に触れよ(Tangite me):コロナ時代に修復を考える」慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)

「我に触れよ(Tangite me):コロナ時代に修復を考える」慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)

名称:「我に触れよ(Tangite me):コロナ時代に修復を考える」慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)
会期:2021年10月18日 [月] 〜12月3日 [金]
場所:南会場:慶應義塾大学アート・スペース (三田キャンパス 南別館1階)
   東会場:慶應義塾ミュージアム・コモンズ展示室(三田キャンパス 東別館)
対象:どなたでもご覧いただけます
費用:無料

主催:慶應義塾大学アート・センター、慶應義塾ミュージアム・コモンズ、慶應義塾美術品管理運用委員会
協力:有限会社 修復研究所二十一、有限会社 ブロンズスタジオ
住所:〒108-8345東京都港区三田2-15-45
TEL:03-5427-1621
URL:慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)

「我に触れよ」――修復を必要とする作品はこのように語りかけているのかもしれません。普段、私たちは芸術作品と距離をとり、触らずに鑑賞することが求められます。一方、修復は作品に近づき、直接触れること無くしては成立しません。「我に触れよ」という作品の聲を聞き、触れることが許された時、私たちはどのように応えるべきなのでしょうか。

「我に触れよ(Tangite me):コロナ時代に修復を考える」慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)
「我に触れよ(Tangite me):コロナ時代に修復を考える」慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)

慶應義塾では、長年にわたり所蔵作品の保存修復を行い、作品を受け継いできました。それらは東京大空襲で図書館と共に被災した大型大理石像や、移設を経て今も三田キャンパスの食堂を飾る壁画、青写真感光紙を接いだ全長約12メートルにおよぶ作品など、素材も設置状況も様々です。

本展では、個々の作品の特性に応じた多様なケアの在り方と手法に注目し、シンポジウムやワークショップを通じて、皆さんと修復について共に考えることを目指します。接触の機会が奪われているこのコロナの時代に、本展が改めて「触」の観点から芸術作品と向き合う機会となれば幸いです。

「我に触れよ(Tangite me):コロナ時代に修復を考える」慶應義塾大学アート・スペース(KUAS)
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