「木と木の実の考古学~縄文時代の低湿地遺跡と植物の利用~」栃木県立博物館

「木と木の実の考古学~縄文時代の低湿地遺跡と植物の利用~」栃木県立博物館

名称:「木と木の実の考古学~縄文時代の低湿地遺跡と植物の利用~」栃木県立博物館
会期:2021年10月9日(土)〜11月23日(火)
開館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
料金:【料金(展示室に入る場合のみ)】
  一般 260(200)円 / 大学生・高校生 120(100)円 / 中学生以下 無料
  ※( )内は20名以上の団体料金、またはM割料金
休館日:月曜日(祝日を除く)、祝日の翌平日
住所:〒320-0865栃木県宇都宮市睦町2-2
電話028-634-1311
URL:栃木県立博物館

「木と木の実の考古学~縄文時代の低湿地遺跡と植物の利用~」栃木県立博物館
「木と木の実の考古学~縄文時代の低湿地遺跡と植物の利用~」栃木県立博物館

近年、地下水位の高い低地や湿地の遺跡(低湿地遺跡)では水や泥炭層の堆積によって様々な木製品や木の実などが空気に触れないため、腐りきることなく発見されるようになりました。縄文時代といえば、土器と石器のイメージが強いですが、これらの発見から木で作られた道具(木器・木製品)を多用した縄文人の生活が見えてきます。
本展では①クリやドングリ・トチなど木の実利用②これまでの想像を超える木材の高度な加工技術③縄文時代には成立していた日本の伝統技術、漆工芸について紹介します。
全国の低湿地遺跡の中からは低湿地遺跡調査の草分け的な福井県鳥浜貝塚、大型高床建物で有名な富山県桜町遺跡、現在、縄文時代最古の丸木舟の出土した千葉県雷下遺跡など、本県からは水場遺構のみつかっている低湿地遺跡である小山市寺野東遺跡、鹿沼市明神前遺跡などを中心に取り上げます。これらの遺跡から見つかった資料を通して、木や木の実などを最大限に有効活用した縄文人のくらしを皆様にお伝えします。

<関連行事>[予約電話は0286341312まで]
○企画展記念講演会「低湿地遺跡からわかること」
【講師:大田原市なす風土記の丘資料館長 上野修一氏】
10月31日(日) 13時30分~15時30分
※要電話予約&当日の観覧券
○関連講座
①「民俗事例からみた植物利用」
【講師:栃木県立博物館名誉学芸員 柏村祐司氏】
10月23日(土) 13時30分~15時30分
②「栃木の貝塚研究最前線」
【講師:栃木県考古学会 竹澤謙氏・細谷正策氏】
11月7日(日) 13時30分~15時30分
○オープニング展示解説
10月9日(土) 13時30分~15時30分
○スポット展示解説(すべてちがう内容です)
①10月10日(日)②10月24日(日)③11月13日(土)④11月23日(火) 14時~14時30分
○学芸員とっておき講座
10月17日(日) 13時30分~15時
※要電話予約
○トークフリータイム(展示室で展示について自由に会話できます)
11月21日(日) 13時~17時

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