「Trio 高島圭史×狩俣公介×松岡歩」西武池袋本店

高島 圭史「きいろいひと」 サイズ:10号 内面から輝くひかりのイメージと三井寺の黄不動より想を得て描き出す、高島氏のオリジナルモチーフの作品です。

名称:「Trio 高島圭史×狩俣公介×松岡歩」西武池袋本店
会期:2021年9月29日(水)~10月5日(火)
会場:6階(中央B7)=アート・ギャラリー
料金:無料
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目28−1
TEL:03-3981-0111(代表)
URL:西武池袋本店

東京藝術大学で日本画を学び、日本美術院を中心に活躍する若手作家による三人展。いずれも西武池袋本店で開催する「有芽の会」から、グループ展、個展と活躍してきた作家の現在の姿をお見せする展覧会です。
自然の瞬間美を色彩を抑えたシャープな描写で描く狩俣公介、「きいろいひと」でお馴染みの独自の世界観を描き出す高島圭史、幽玄な自然や動物をモチーフに悠々とした時を描き出す松岡歩、互いに良きライバルとして刺激し合う三人の作家たち。個性を輝かせる、小品ながら見ごたえのある展覧会です。

狩俣 公介「閑寂」 サイズ:20号
狩俣 公介「閑寂」 サイズ:20号

狩俣 公介「閑寂」
サイズ:20号
時刻や天候によってさまざまな姿を見せる自然。そのあるがままの美しさの一瞬をシャープな描写で切り取って描かれた作品。画面の中でゆらぎを意識して、あえて色をそぎ落とし、空気、雲の動きを表現しています。
[狩俣 公介 profile]
1978年 千葉県生まれ
2007年 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学博士課程修了 博士学位取得
2011年 第66回春の院展奨励賞受賞(同’15、19、20)、再興第96回院展奨励賞受賞(同’12、19)
2012年 前田青邨顕彰中村奨学会「第一回中村賞」受賞
2013年 個展「-悠-狩俣公介日本画展」(高輪会)
2016年 「Seed 山種美術館 日本画アワード2016」特別賞受賞
2017年 「歌舞伎座筋書表紙絵」担当
2020年 個展「-ゆらぎ-狩俣公介日本画展」(高輪会)
現在:日本美術院 院友 女子美術大学美術科日本画専攻非常勤講師

高島 圭史「きいろいひと」 サイズ:10号 内面から輝くひかりのイメージと三井寺の黄不動より想を得て描き出す、高島氏のオリジナルモチーフの作品です。
高島 圭史「きいろいひと」 サイズ:10号

内面から輝くひかりのイメージと三井寺の黄不動より想を得て描き出す、高島氏のオリジナルモチーフの作品です。
[高島 圭史 profile]
1976年 兵庫県に生まれる
2006年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻修了 博士号取得
2007年 「高島圭史展」 アートフェア東京/東京国際フォーラム(東京)
2010年 「第25回有芽の会」法務大臣賞受賞
2012年 再興第97回院展 日本美術院賞(大観賞)(同102回)
2014年 第69回春の院展 日本美術院春季展賞受賞(同’15)
2017年 「-ひかりのあや-髙島圭史日本画展」西武池袋店
現在:日本美術院 同人 東京藝術大学准教授

松岡 歩「星眠」 サイズ:10号
松岡 歩「星眠」 サイズ:10号

微妙な濃淡を使い何度も色を重ねておぼろげながらもしっかりとしたマチエールで描かれた作品は、動物の優しさあふれる表情やゆったりとした息づかいや周りの空気感、生命力までも描き出します。その優しい表情の周りには、ゆったりと時が流れる不思議な浮遊感があります。
[松岡 歩 profile]
1978年 神奈川県横浜市に生まれる
2005年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2010年 東京藝術大学大学院美術研究科日本画後期博士課程修了、博士号取得
2013年 第68回春の院展 春季展賞・都夫賞受賞
2014年 春の院展奨励賞受賞(同’15、21)、再興第99回院展奨励賞・天心記念茨城賞受賞
2016年 第71回春の院展 奨励賞 外務大臣賞
2017年 第102回再興院展 奨励賞(同’18)
2019年 建築家・隅研吾氏設計の瑞聖寺襖絵奉納
2021年 画集「想いが生まれるとき」刊行(求龍堂)
現在:日本美術院 特待 東京藝術大学非常勤講師

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