北川 健次展 迷宮譚-幻のブロメ通り14番地・Paris」日本橋高島屋S.C.(本館)

「Paris― 記憶の幻影」W9.0×D4.0×H6.5cm、ミクストメディア

名称:「北川 健次展 迷宮譚-幻のブロメ通り14番地・Paris」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2021年10月20日(水)→11月8日(月)最終日は午後4時30分閉場
場所:本館6階 美術画廊X
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

北川健次氏は1952年福井県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。版画・写真・オブジェ・詩・美術評論など幅広い表現活動で注目を集める作家です。
虚像と実像の狭間を「引用」という方法論により紡ぎだされる特異な世界観は、「視覚化された詩」ともいうべき深い詩情性をたたえ、見るものを耽美で官能的な幻視世界へと誘います。
夢の迷路を通り抜け、揺らぎの向こうにかつてのパリを透かし見る試み。自由律という刹那を刻み、不意に舞い降りる美の恩寵。マチエールの位相ともいうべき特異な導きは暗示性と演劇性を際立たせ、私たちの幼少期の秘めやかなる記憶の源郷を呼び起こします。その視覚化された詩的装置は観者の内なるポエジーを立ち上げ、ノスタルジアたる芸術の源泉を浮かびあがらせます。
今展では、北川健次を象徴するメチエであるオブジェの新作を一堂に展観いたします。

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