名称:「日本画散歩 絵の中に入って楽しむ」足立美術館
会期:2021年12月1日(水)~2022年2月28日(月)
住所:〒692-0064島根県安来市古川町320
TEL:0854-28-7111
URL:足立美術館
絵画を鑑賞する際、絵の中に入り込んだ気分になって作品を見ると、いつもとは違った新鮮な感覚で向き合うことができます。
例えば、風景画に小さく添えられた人物の目線になってみると、まぶしい光や爽快な気分を味わえたり、色とりどりの花が描かれた作品では、目の前に漂う花の甘い香りが感じられたりします。水辺の風景を描いた作品からは、冷たい空気や水の音なども伝わってくるでしょう。絵の中に自分を置き、中から作品を見わたすことによって、視覚だけではなく五感を使って鑑賞することができ、作品の新たな魅力や、そこに込められた画家の想いに気づかされるのです。
本展では、雄大な山々、のどかな田園風景、人が行き交う街角、画家が思い描いた想像の風景など、様々な景観が描かれた日本画を展示します。絵の中を散歩するように、想像を膨らませながら日本画の世界をお楽しみください。
■ 主な出品作品
横山大観「愛宕路」 山元春挙「瑞祥」 結城素明「畳嶺蔵雲」 竹内栖鳳「宿鴨宿鴉」
橋本関雪「武陵漁父」 川合玉堂「雪降る日」 入江波光「帰里くる舟」
富岡鉄斎「蓬萊仙境図」 前田青邨「山路之秋」 森寛斎「武陵桃源図・劉阮天台図」
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