「フランソワ・ポンポン展動物を愛した彫刻家」群馬県立館林美術館

「フランソワ・ポンポン展動物を愛した彫刻家」群馬県立館林美術館

名称: 「フランソワ・ポンポン展動物を愛した彫刻家」群馬県立館林美術館
会期:2021年11月23日(火・祝)~2022年1月26日(水)
時間:午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
休館日:月曜日(ただし1/10は開館)、12/29(水)~1/3(月)、1/11(火)
観覧料:一般900 (720円)、大高生 450 (360円)  ※( ) 内は20名以上の団体割引料金
  ※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。
主催:群馬県立館林美術館
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
企画協力:美術デザイン研究所
住所:〒374-0076群馬県館林市日向町2003
TEL:0276-72-8188
URL:群馬県立館林美術館

「フランソワ・ポンポン展動物を愛した彫刻家」群馬県立館林美術館
「フランソワ・ポンポン展動物を愛した彫刻家」群馬県立館林美術館
フランソワ・ポンポン《シロクマ》1923-1933年 群馬県立館林美術館
フランソワ・ポンポン《シロクマ》1923-1933年 群馬県立館林美術館

当館の開館20周年記念として、フランソワ・ポンポン(1855 -1933)の日本初の展覧会を開催します。
ポンポンは、20世紀前半のフランスにおいて、革新的な動物彫刻を生み出した彫刻家です。ロダンの下彫り職人をしていたポンポンは、ロダンから、ヴォリュームと動きの表現を学びました。動物の観察を行った上で、古代エジプト美術にならった形態の単純化を進め、1906年に、生命感と洗練化の完璧なバランスをもつモダンな動物彫刻を世に出します。1922年に発表された、体長2.5mの記念碑的な傑作《シロクマ》は、一躍注目を集め、亡くなるまでの十数年間、様々な動物彫刻を生み出し、活躍しました。
当館は、国内では唯一のまとまったポンポンの作品・資料をコレクションする美術館として、ポンポンの調査研究を続けてきました。国内を巡回する本展では、フランスのディジョン美術館、出身地ソーリューのフランソワ・ポンポン美術館、パリのオルセー美術館の作品と当館の作品を合わせ、初期から晩年までの石彫、ブロンズ、石膏、デッサン、約90点を紹介します。
さらに当館会場では巡回作品に加え、当館のポンポン関連資料から150点余りを一挙に展示します。ポンポンが収集した動物の写真や絵はがき、ポンポンが使った道具などを通して、ポンポンの動物彫刻誕生の背景と魅力に迫ります。当館敷地内に立つ、ポンポンのアトリエを再構成した別館「彫刻家のアトリエ」と合わせ、どうぞ本展をお楽しみください。

フランソワ・ポンポン《ヒグマ》1918-1926年 群馬県立館林美術館
フランソワ・ポンポン《ヒグマ》1918-1926年 群馬県立館林美術館
フランソワ・ポンポン《猪》1925-1929年 群馬県立館林美術館
フランソワ・ポンポン《猪》1925-1929年 群馬県立館林美術館
フランソワ・ポンポン《ペリカン》1924年 ディジョン美術館(パリ、国立自然史博物館より寄託) ©Musée des Beaux-Arts de Dijon / François Jay
フランソワ・ポンポン《ペリカン》1924年 ディジョン美術館(パリ、国立自然史博物館より寄託) ©Musée des Beaux-Arts de Dijon / François Jay
フランソワ・ポンポン《大鹿》1928-1929年 群馬県立館林美術館
フランソワ・ポンポン《大鹿》1928-1929年 群馬県立館林美術館
群馬県立館林美術館 別館「彫刻家のアトリエ」
群馬県立館林美術館 別館「彫刻家のアトリエ」
《鳩を抱くポンポン》写真 群馬県立館林美術館
《鳩を抱くポンポン》写真 群馬県立館林美術館

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