名称:琉球王国文化遺産集積・再興事業 巡回展「手わざ – 琉球王国の文化 -」九州国立博物館
会期:2021年10月19日(火)~12月12日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
展示場所:文化交流展示室 第9・10・11室
住所:〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2
TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル)
URL:九州国立博物館https://www.kyuhaku.jp/
沖縄県は、かつて琉球王国として独自の文化を繁栄させていました。亜熱帯気候を活かし、煌びやかな漆器や、色鮮やかな染織品が王府の管理下で製作されました。また国内は、海洋交易によりもたらされた諸国の宝物で満ちていたと伝えられます。しかし、近代化の波や第二次世界大戦中の激しい地上戦により、当時の有形無形の文化遺産の多くが失われてしまいました。同時に、代々大切に受け継がれてきた琉球の心や技術などの手わざも途絶えることになりました。
琉球王国の美しい文化財を現代によみがえらせるため、職人と研究者が協力して8分野(絵画、木彫、石彫、漆芸、染織、陶芸、金工、三線)にわたる失われた手わざの解明に挑みました。模造復元の過程は非常に困難でしたが、職人と研究者が協力して乗り越えた結果、様々な発見が得られました。
本展では、それら模造復元品を中心に展示し、その製作工程をご紹介します。現代によみがえった文化財をご覧いただくとともに、琉球王国の美を感じていただければ幸いです。
本展は、日本有数の近代日本絵画コレクションを誇る、公益財団法人ひろしま美術館の所蔵作品から選りすぐった56人の作家による洋画と日本画の名作約70点で、明治から大正、昭和へ至る近代日本美術史の流れを学び、深く味わう展覧会です。草創期の洋画を牽引した浅井忠や黒田清輝、明治浪漫主義の旗手である青木繁や藤島武二、大正期の個性として異彩を放った岸田劉生、昭和期に黄金時代を築いた安井曾太郎と梅原龍三郎などの洋画を中心に、横山大観や平山郁夫など日本画の巨匠の作品もあわせて、珠玉の名画をお楽しみください。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。