名称:「今がすべてだ!ー続・柿沼康二の挑戦状ー」岡本太郎記念館
会期:2021年11月18日(木)〜2022年3月13日(日)
会場:岡本太郎記念館
時間:10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:火曜日 ※祝日の場合は開館
観覧料:一般 650円
小学生 300円
住所:〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
TEL:03-3406-0801
URL:岡本太郎記念館
企画展『化け文字 〜書家・柿沼康二の挑戦状〜』を開催したのが2010年。このとき柿沼康二は、自身が“トランスワーク”と呼ぶ手法による公開制作で、「まえ」という2文字だけで壁一面を埋め尽くす、という前代未聞のパフォーマンスを見せてくれました。
さらに翌2011年には、岡本太郎生誕百年事業の一環として、太郎の言葉を書に作品化するプロジェクトを敢行。その成果が『TRANCE-MISSION』という書籍になります。
それから10年。ふたたび柿沼康二が記念館を舞台に唯一無比の表現に挑戦します。
用意したのは「なにもない空間」。純度100%のTARO空間に丸腰の柿沼康二を迎え入れ、すべてをインスピレーションのままに即興でつくっていくのです。しかも「墨と筆」という使い慣れた武器だけでなく、マスキングテープというおよそアートとは無縁の素材を取り入れて、かつてない表現に挑みます。
なにができるかはやってみなければわからないし、姿は日々変わっていきます。目指しているのは“完成”ではありません。あえて言うなら、作品はモノではなく、アクションそのもの。床・壁・天井……第1展示室の空間全体を“太郎の言葉”が躍動します。さらに第2展示室では『TRANCE-MISSION』プロジェクトの作品をお披露目。
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