名称:「令和3年度横浜市指定・登録文化財展/浄土の庭―称名寺境内国史跡指定100年―」横浜市歴史博物館
会期:2021年12月4日(土)〜2022年1月10日(月)
開館時間:9:00~16:30(券売は16:00まで)
料金:一般500円、高校・大学生300円、小・中学生・横浜市内在住65歳以上100円
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12/27~1/4
主催:(公財)横浜市ふるさと歴史財団、横浜市教育委員会
住所:〒224-0003神奈川県横浜市都筑区中川中央1-18-1
TEL:045-912-7777
URL:横浜市歴史博物館
令和3年度横浜市指定・登録文化財展
横浜市は、横浜市文化財保護条例に基づき、市域の歴史や文化、自然を理解するうえで重要な価値をもつ様々な文化財を指定・登録し、その保存・活用を行っています。
その取り組みの一つとして、令和3年度に指定された文化財の速報展示と、同時開催する「浄土の庭―称名寺境内国史跡指定100年―」展にちなみ、平成8年度に横浜市指定文化財として指定された平安時代の浄土信仰と関係の深い紺紙金字法華経(こんしきんじほけきょう)の展示を行います。また、令和3年度に発掘調査を開始する小机城跡に関する展示コーナーを設けます。
横浜市内に伝えられてきた貴重な文化財をじっくりとご覧ください。
浄土の庭―称名寺境内国史跡指定100年―
称名寺境内(金沢区)は、大正11年(1922)に国の史跡に指定されました。2022年には、指定から100年の節目を迎えます。
称名寺は、鎌倉幕府の重職を担った金沢北条氏の菩提寺であり、「称名寺絵図」にみる一大伽藍は14世紀の初め頃に完成したとされています。反橋・平橋の架けられた阿字ケ池を中心とする浄土庭園は、背後の三山とあいまって、称名寺を特徴づける景観となっています。このような景観は、戦後の地域開発により失われる危機に迫られましたが、昭和47年(1972)に背後の三山を含む境内地が追加指定されたことにより、保存されることとなりました。
本展覧会では称名寺境内の史跡指定の歩みを伝えるとともに、称名寺の造営に結実した浄土思想について、金沢北条氏の盛衰とともに紹介します。
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