吉川かおり clay animal 展「長い旅」日本橋高島屋S.C.(本館)

「寝坊」 H15.5xW23.0xD14.0cm

名称:吉川かおり clay animal 展「長い旅」日本橋高島屋S.C.(本館)
会期:2021年11月17日(水) →23日(火・祝)※最終日は午後4時閉場。
場所:本館6階 美術工芸サロン
住所:〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL:03-3246-4310本館6階 美術画廊(直通電話)
URL:日本橋高島屋S.C.(本館)

吉川氏は1966年東京出身1989年武蔵野美術大学油絵学科を卒業しました。株式会社吉徳にぬいぐるみデザイナーとして入社後に独立。
今回、日本橋高島屋S.C.では6度目の個展を開催いたします。
麻芯に石粉粘土を塗り重ねた本体より型紙をおこし、ミシンで本体用の洋服を縫製。その洋服にも石粉粘土を塗り、半乾き状態で本体に着せ、細部を手術用メスなどで削りながら調整し着彩して完成させます。細部の皺は布による自然にできた皺をそのまま固定し動きを表現。動物を中心としたモチーフの選択は絵本や写真集からインスピレーションを得て制作しているといいます。土台は作品にあわせパート・ド・ヴェールで制作された透明感ある爽やかな着彩ガラスで、ひとつの物語を編むかような世界観を演出。一つ一つの作品にテーマ性を持たせながらも、ストーリーを鑑賞者が描きだせる作品を制作しています。
今展では、人生が長い旅だとしたら、生き物が命を繋いでいくrelayは永い永い旅と捉え、変わらず続くと思われた永い旅が終わり、彼らの美しい姿が消える前にその姿を作品に残したいと思いから、絶滅危惧種の動物作品を多数出品します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  2. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  3. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
ページ上部へ戻る