「収蔵品展「時事漫画」100年」さいたま市立漫画会館

「収蔵品展「時事漫画」100年」さいたま市立漫画会館

名称:「収蔵品展「時事漫画」100年」さいたま市立漫画会館
会期:2021年9月18日(土)〜11月28日(日)
会場:さいたま市立漫画会館 企画展示室(1階)
時間:9:00~16:30
入場料:無料
休館日:月曜日(祝日を除く)、9月21日(火)、24日(金)、11月4日(木)、11月24日(水)
住所:〒331-0805埼玉県さいたま市北区盆栽町150
TEL:048-663-1541
URL:さいたま市立漫画会館

「収蔵品展「時事漫画」100年」さいたま市立漫画会館
「収蔵品展「時事漫画」100年」さいたま市立漫画会館

北沢楽天(1876-1955)が主筆として活躍した日曜版付録「時事漫画」は今から100年前の大正10年(1921)2月11日に発行されました。
 楽天は明治32年から「時事新報」紙上に漫画を描き始め、明治35年には「時事漫画」欄を任されました。人気を博すようになり、「時事漫画」欄は大正10年に時事新報の日曜版付録「時事漫画」として独立し発行されます。これまで1ページだったものが、カラー2ページの漫画と写真と読物の入りのページからなる当時としては豪華な新聞雑誌に生まれ変わりました。
 楽天は表紙の政治・外交・経済の風刺漫画はもとより、キャラクターの創作や、コマ漫画、海外漫画の紹介など新たな漫画表現を積極的に取り入れ、さらに絵双六など読者も参加できる内容で幅広い年齢層の人々を楽しませました。現在も新聞の日曜版と言えば、趣味や娯楽など様々な情報や漫画、クイズなどエンターテイメント性に富んだものですが、「時事漫画」の登場はそのスタイルに繋がるものです。
 本展では「時事漫画」の表紙や当時掲載された様々なコンテンツから「時事漫画」の魅力と歴史を振り返ります。100年が経過しても色褪せない北沢楽天のユーモアや健全な笑いに満ちた漫画をお楽しみください。

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