高橋知裕 個展「animism」COHJU contemporary art

高橋知裕 個展「animism」COHJU contemporary art

名称:高橋知裕 個展「animism」COHJU contemporary art
会期:2021年11月05日(金) 〜 2021年11月26日(金)
会場:COHJU contemporary art
時間:13:00~18:00
休館日:日・月曜日、祝日
料金:無料
住所:〒604-0981 京都市中京区毘沙門町557
TEL:075-256-4707
URL:COHJU contemporary art 

ぬいぐるみ等の子供向け玩具を主なモチーフとしたコラージュ技法を思わせる絵画作品を制作しているアーティスト、高橋知裕の個展です。
髙橋が作品の主題とするぬいぐるみや、紙とテープで切り貼りしたかのように見える背景は、あたかもそこに実在するかのように写実的かつ物理的な立体感をもって忠実に描かれる一方、それとは対照的に脱力感に溢れた子供の落書きのような線描や、平面的な印象を与える色使いも併置された画面構成となっています。それぞれに異なる要素の均衡が保たれるように描かれることにより、画面の中のぬいぐるみがより生き生きと命が宿ったような独特な印象を放ちます。
モチーフとして度々登場する生物を模した形をした「ぬいぐるみ」は、生命を持たず言葉を発さないがゆえに、却って豊かな包容力で自分自身を見守ってくれる大切な家族や友達のような存在だと高橋は言います。
展覧会のタイトルとなった「アニミズム」は、高橋にとってのぬいぐるみの存在が、万物に魂が宿るとするアニミズムの概念に通ずるという考えが由来します。作品を描くことを通してモチーフであるぬいぐるみと対話し、画面の中に理想像を描くことで、鑑賞者にとってもまた心に寄り添う作品を描くことを追求しています。
2021年3月に京都芸術大学(旧・京都造形芸術大学)大学院修士課程終了後初の個展となる本展では、全て新作の絵画作品10点余を展示いたします。
これまで参加した企画展では作品の完売が続いている注目の若手作家による作品が一堂に会する貴重な機会、是非ご高覧ください。
※高橋知博は、11/5~7の「art collabortion kyoto」(京都国際会館)でも作品展示を行います。

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