「レギーネ・シューマン展 immersion in fluorescent light」日本橋三越本店

「レギーネ・シューマン展 immersion in fluorescent light」日本橋三越本店

名称:「レギーネ・シューマン展 immersion in fluorescent light」日本橋三越本店
会期:2021年12月8日(水) ~ 2021年12月20日(月) 最終日午後5時終了
会場:本館6階 美術 コンテンポラリーギャラリー
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

Colormirror Mini Dark Blue Tokio  2021年  アクリル板  ed.6  11×11×9㎝
Colormirror Mini Dark Blue Tokio 2021年 アクリル板 ed.6 11×11×9㎝
Color Satin Ice Blue Tokio  2018年  アクリル板   190×160×17㎝ (2パーツ) 
Color Satin Ice Blue Tokio 2018年 アクリル板  190×160×17㎝ (2パーツ) 
Color Satin Ice Blue Tokio  2018年  アクリル板   190×160×17㎝ (2パーツ) 
Color Satin Ice Blue Tokio 2018年 アクリル板  190×160×17㎝ (2パーツ) 

レギーネ・シューマンは1961年ドイツ、ゴスラー生まれ。ブラウンシュワイク美術大学で絵画を学び、1989年にロラント・デルフラーからマイスター・シューラリン資格を取得。2000年にはノルトライン・ヴェストファーレン州の奨学金を得て日本に滞在、現在はケルンを拠点に活動しています。ヨーロッパ、アメリカ、日本で発表を重ね、シュパルカッセ銀行、ライン州立美術館、ケルン応用芸術美術館など数多くの企業、美術館に作品が収蔵されています。
 彼女は製造業者との共同研究によって産み出される、蛍光顔料を混入させたオリジナルのアクリル板を使用し、絵画とオブジェとの中間領域に位置する作品を制作しています。混入させる顔料の量や、光を反射・吸収する度合いを調整したアクリル板を、画家が絵の具を重ねるように巧みに組み合わせて作品を構成します。
 太陽光や電球の光、あるいはブラック・ライト等、光の状況によって様々に姿を変えるその作品は、色彩と光、空間の関係を強調し見る人に意識させるとともに、刻々と変わる視覚、可視・不可視の同時性を体験させます。特にブラック・ライトを照射することで発光し、周囲の空気に振動を与え、空間を色彩で満たして変容させ、身体で空間を触知できるような新しい経験を私たちにもたらします。人工的・工業的な素材や単純な形態を用いながらも、どこか遊戯的な側面や詩的な叙情性をも併せ持つことがレギーネ・シューマンの作品の魅力です。
 今回三越コンテンポラリーギャラリーで初個展を開催する運びとなり、新作を中心にご紹介いたします。光によってカメレオンのように表情を変化させる不思議なライトアートとその空間をぜひお楽しみください。

colormirror glowing after satin red tokio  2021年  アクリル板  56 x 34 x 10 cm
colormirror glowing after satin red tokio 2021年 アクリル板 56 x 34 x 10 cm
colormirror glowing after satin red tokio  2021年  アクリル板  56 x 34 x 10 cm
colormirror glowing after satin red tokio 2021年 アクリル板 56 x 34 x 10 cm

レギーネ・シューマン Regine Schumann
1961 ドイツ、ゴスラーに生まれる
1982-1989  ブラウンシュワイク美術大学で絵画を学ぶ
1989 ロラント・デルフラーからマイスター・シューラーリン資格を得る
1990 DAAD奨学金を得てイタリアに滞在
2000 ノルトライン・ヴェストファーレン州の奨学金を得て日本(東京・沖縄)に滞在
2002-2003 ニーダーライン大学(クレーフェルト)で講師を務める
現在 ケルン在住
主な個展
2021 アクセル・パイロン・ギャラリー (クノック、ベルギー)
   DEP アートギャラリー (ミラノ、イタリア)
2020 タグチファインアート (東京、日本)
   ‟Jonny Niesche との2人展”コレクターズ・アジェンダ (ウィーン、オーストリア)
   ギャラリー・アルテ・ラファエル・ペレス・エルナンド (マドリード、スペイン) 
   ‟Bil Thompsonとの2人展” ギャラリー・レナーテ・ベンダー (ミュンヘン、ドイツ)
2019 ギャラリー・ユーディット・アンドレア (ボン、ドイツ)
2018 DEP アートギャラリー (ミラノ、イタリア)
   タグチファインアート (東京、日本)
   ‟Jus Juchtmansとの2人展” ギャラリー・レナーテ・ベンダー (ミュンヘン、ドイツ) 
2017 ギャラリー・ベルント・ラウスベルク (デュッセルドルフ、ドイツ)
2016  アクセル・パイロン・ギャラリー (クノック、ベルギー)
   ギャラリー・アルテ・ラファエル・ペレス・エルナンド (マドリード、スペイン) 
   ギャラリー・ユーディット・アンドレア (ボン、ドイツ)
2015 デ・ブック・ギャラリー (ニューヨーク、アメリカ)
   エディション&ギャラリー・ホフマン (フリードベルク、ドイツ)
2014 ギャラリー・レナーテ・ベンダー (ミュンヘン、ドイツ)
   ギャラリー・ユリス|ap  (ベルリン、ドイツ)
   オッテルンドルフ美術館 (オッテルンドルフ、ドイツ)
2011  ハイデンハイム芸術協会 (ハイデンハイム、ドイツ)
   ギャラリー・ソンジャ・レシュ (ヒューストン、アメリカ)
2010 リッター美術館 (ヴァルデンブーフ、ドイツ)
2009 グラーヴェンホルスト修道院美術館 (ヘルステル、ドイツ)
2008 マルクトハーレ (セント・ピーター・ポート ガーンジー島、イギリス)
2006 エンゲン市立美術館 (エンゲン、ドイツ)
   ビラ・ツァンダーズ美術館 (ベルギッシユ・グラッドバッハ、ドイツ)
   芸術とデザインのための会社 (ボン、ドイツ)
2005 ライトアート・センター (アイントフォーフェン、オランダ)
2003  レオポルト=ホーシュ美術館 (デューレン、ドイツ)
2001  オルデンブルク市立美術館 (オルデンブルク、ドイツ)
2000  アルトテーク (ケルン、ドイツ)

パブリック・コレクション
ケルン応用芸術美術館 (ケルン、ドイツ)
ツェレ美術館 (ツェレ、ドイツ)
ライン州立美術館 (ボン、ドイツ)
ライト・アート・センター (アイントフォーフェン、オランダ)
オルデンベルク市立美術館 (オルデンベルク、ドイツ)
ストルーム財団 (ハーグ、オランダ)
エイゲン市立美術館 (エイゲン、ドイツ)
アネリス・アンド・デアリクス文化財団 (フュルステンフェルトブクック、ドイツ)
シュヴェーリン市立美術館 (シュベーリン、ドイツ)
リッター美術館 (ヴァルデンブーフ、ドイツ)
ヴァイセンシュタット美術館 (ヴァイセンシュタット、ドイツ)
オスナブリュック・クンストハレ (オスナブリュック、ドイツ)
シュパルカッセ銀行 (ケルン・ボン、ドイツ)
シュパルカッセ銀行 (ギュータースロー、ドイツ)

パブリック・アート
2013  “Brix” メンヒェングラートバッハ職人組合 (メンヒェングラートバッハ、ドイツ)
2012 “Leuchtwerke” ホテルバルチェロ (ハンブルク、ドイツ)
2011  “Cameo” ノルトライン・ヴェストファーレン州廃棄物破砕センター本部 (ミュンスター、ドイツ)
2010  “Die Fuge” シュパルカッセ銀行 (ギュータースロー、ドイツ)
2009 “Thoughts” フレッシュフィールズ・ブルックハウス・デリンガー法 律事務所 (ハンブルク、ドイツ)
2007 “Soft Colourmirrors” ケルン大学心臓科 (ケルン、ドイツ)
2006 “Schlitz” ザールランド警察コーディネーションセンター (ザールブリュッケン、ドイツ)
    “Lightline and Flying Circles” ウォーターリングス・フェルド・カレッジ ストルーム財団 (ハーグ、オランダ)
2005 “Doppelblende” CTコン・ビジネス・コンサルタンシー (ボン・フランクフルト、ドイツ)
2003 “Connection und Wasserlauf” CiV保険 (ヒルデン、ドイツ)
2002  “Tubies” ヨーゼフプフレーゲ老人ホーム壁画 (ルートビッヒスハーフェン、ドイツ)
    “Farblinien” アストロンホテル (ケルン、ドイツ)
2001  “Cardo” 工業リサーチ組合 (アルスドルフ、ドイツ)
    “Transparent und Spiegelung” インサイドホテル (デュセルドルフ、ドイツ)

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