「大解剖!日本画のミリョク」小杉放菴記念日光美術館

「大解剖!日本画のミリョク」小杉放菴記念日光美術館

名称:「大解剖!日本画のミリョク」小杉放菴記念日光美術館
会期:2021年11月20日(土)〜2022年1月23日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:一般730円、大学生510円、高校生以下は無料
休館日:毎週月曜日(1月10日は開館し、1月11日を休館) 
  12月29日[水]~31日[金]/年始休館=1月4日[火]~6日[木]
住所:〒321-1431栃木県日光市山内2388-3
TEL:0288-50-1200
URL:小杉放菴記念日光美術館

近代に西洋画と対する概念として生まれた「日本画」は、今もなお進化を続けています。彩色には岩絵具や墨、支持体には絹や紙、表装には軸・額・屏風・巻子と、その技法や形式は実に多岐にわたります。
1997年に開館した当館は、小杉放菴(1881-1964)の作品を中心に近代日本画の収集に努めてまいりました。そもそも、西洋画から画家としての道を歩み始めた放菴ですが、30歳頃に日本画の制作に軸足を移し、その後、麻紙と出会ったことにより、独自の画風を切り拓きました。
さらに、2000年代には、美術大学の油画科を卒業しながらも、日本画の画材・岩絵具を用いて制作する菊地武彦(1960-)や、自らを「超・日本画家」と称し、アクリル絵具など現代に生まれた画材を用いて制作する間島秀徳(1960-)など、現代のアートシーンを代表する画家の作品を収蔵する機会にも恵まれました。
本展は、当館所蔵の近代から現代に至る日本画を、「支持体」「色」「表装」の3つの視点から紹介することにより、その広く深い魅力に迫るものです。

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