名称:企画展「広重円熟期の画業-錦絵から絵本まで-」中山道広重美術館
会期:2022年1月20日(木曜日)から2月20日(日曜日)
休館日:毎週月曜日
場所:展示室1(1階)
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:大人520円(420円) ※( )内は20名以上の団体料金
18歳以下無料
障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料)
住所:〒509-7201岐阜県恵那市大井町176-1
TEL:0573-20-0522
URL:中山道広重美術館
天保4年 (1833)頃の出世作「東海道五拾三次之内」(通称「保永堂版」)で一躍有名となった歌川広重は、その後も名所絵や街道絵などの風景画だけでなく、美人画、張交絵、戯画、絵本など、幅広い画域で筆を振るいました。本展では、広重が円熟期を迎えた嘉永年間(1848-54)の作品を中心にご紹介いたします。
嘉永年間は、天保の改革に伴う出版統制が緩和され始めた時期でした。株仲間が再結成されると、版元らによる大規模な揃物の出版が相次ぎます。そうした浮世絵出版再興隆の時勢も相まって、この頃の広重は精力的に活動し、数多くの作品を手掛けました。嘉永6年(1853)には、『江戸寿那古細撰記』の浮世絵師番付に「豊国にかほ(似顔) 国芳むしや(武者) 広重めいしよ(名所)」と評され、三代豊国や国芳に次いで3番目に位置しています。人気絵師として老成した円熟期ならではの趣のある、軽妙な筆遣いや構図の妙をお楽しみください。
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