「二人の曼陀羅 須田剋太×白髪一雄」尼崎総合文化センター

「二人の曼陀羅 須田剋太×白髪一雄」尼崎総合文化センター

名称:「二人の曼陀羅 須田剋太×白髪一雄」尼崎総合文化センター
会期:2021年11月27日(土)〜2022年1月10日(月)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般800円/シニア・大学生700円/高校生以下無料
  ※障がい者手帳等をお持ちの方は半額、その介助者の方は1名無料
休館日:※火曜休館。12/27(月)~1/4(火)は年末年始休館。
主催:公益財団法人 尼崎市文化振興財団、産経新聞社
後援:尼崎市、尼崎市教育委員会、兵庫県、兵庫県教育委員会
協力:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
住所:〒660-0881 兵庫県尼崎市昭和通2丁目7-16
TEL:06 (6487) 0800
URL:尼崎総合文化センター

須田剋太《作品1967》1967年 個人蔵
須田剋太《作品1967》1967年 個人蔵
白髪一雄《うすさま》1999年 個人蔵
白髪一雄《うすさま》1999年 個人蔵

本展は、尼崎市出身の画家・白髪一雄(1924-2008)と令和2年に没後30年を迎えて再び注目される須田剋太(1906-1990)を紹介するものです。
須田は埼玉県に生まれ、独学で油画を学び、戦前から戦後にかけて官展で活躍しました。戦後は関西に移り住み、長谷川三郎との出会いにより力強く、造形性豊かな抽象画を描き、世界の現代美術の動向の中で高い評価を得ました。また、「街道をゆく」(司馬遼太郎著・朝日新聞出版)シリーズの挿絵を担当するとともに、再び具象画を描きはじめ、書においても独創的な作品を残しました。
白髪は京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)に進学して日本画を学びました。フット・ペインティングという独自の描画法による抽象画を生み出し、国際的に高い評価を得ました。また、具体美術協会のメンバーとして活躍していた1960年代後半に仏教に関心を抱きはじめ、比叡山延暦寺で得度し(法名:白髪素道)、1974年に修行を行いました。その頃から密教をテーマとした作品も多数描いています。
本展では、「抽象と具象」「仏教」「書」の3つのテーマを軸に約80点の作品を紹介します。

「二人の曼陀羅 須田剋太×白髪一雄」尼崎総合文化センター
「二人の曼陀羅 須田剋太×白髪一雄」尼崎総合文化センター

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