名称:「山口蓬春と吉祥コレクション―モティーフ・文様に込められた願いとは―」山口蓬春記念館
会期:2021年12月4日(土)〜2022年1月30日(日)
開館時間:午前9時30分~午後3時30分(入館は午後3時まで)
料金:一般 600円 (高校生以下は無料)
団体割引 100円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障がい者割引 100円割引(同伴者1名を含む)
連携館割引 100円割引
※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)
神奈川県立近代美術館 葉山(企画展の一般券・学生券のみ)
※当館展覧会を何度でもご覧いただけるお得な年間入館券1,800円
(発行月から翌年の同月末日まで有効)を発売中
休館日 毎週月曜日(1月10日は除く)、12月29日(水)~1月4日(火)、1月11日(火)
住所:〒240-0111神奈川県三浦郡葉山町一色2320
TEL:046-875-6094
URL:山口蓬春記念館
山口蓬春は、毎年お正月になるとめでたきは光琳の絵からと愛蔵の尾形光琳筆《飛鴨図》を床の間に掛けて、新春のひとときを過ごしました。描かれている鴨など水鳥は、中国ではおめでたい瑞鳥として良く知られ、日本では鴛鴦が水辺につがいで描かれるなどして夫婦仲の良さの象徴となっています。
このように私たちが何気なく見ている絵画のモティーフや工芸品の文様には、深い意味が込められていることがあります。とくに中国では、古来より長寿や繁栄、富貴などの願いを込めて縁起が良いとされる動植物や、龍などの想像上の生き物、発音が縁起の良いものと同音のものなどを題材に取り入れてきました。その影響は文化・芸術を通じて日本にももたらされており、今日では、こうしためでたい画題を「吉祥」と呼んでいます。「吉祥」を尊ぶ姿勢からは、いつの時代にも変わらぬ人々の幸福への願いを垣間見ることができます。
本展では、蓬春が生涯を通じて蒐集した古美術品や、自身が掲げる新日本画の創造の糧となった古画の模写を展示し、それらを「吉祥」という観点から探ることで、モティーフや文様に込められた意味を解き明かしてゆきます。
※会期中に一部展示替えを予定しております。
前期:12月4日(土)~12月28日(火)
後期:1月5日(水)~1月30日(日)
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