名称:「髙村光雲・光太郎・豊周の制作資料」東京藝術大学大学美術館
会期:2021年12月10日(金) – 12月19日(日)
開館時間:午前10時 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:東京藝術大学大学美術館 正木記念館2階
観覧料:無料
主催・企画:藤曲隆哉 (東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学保存修復彫刻研究室 専門研究員)
後援:東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学保存修復彫刻研究室、合同会社藤白彫刻研究所
展示協力:髙村達、加藤恵美子、山田亜紀
住所:〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程の最終審査を一般公開する。本展は、博士学位の取得を目指す学生達にとって最終関門であると共に、大学院在学中の集大成としての作品、研究を発表し、今後、作家・研究者として活動していく上で、出発点となる展覧会でもある。
※東京藝術大学大学美術館・陳列館ほか上野キャンパスにて開催
「本展では髙村光雲(1852~1934)・光太郎(1883~1956)・豊周(1890~1972)が制作時に使用した原型、道具、下図・スケッチ類を展示公開します。光雲は、生涯木彫制作を中心に創作活動を行いました。その制作方法は、髙村東雲工房で学んだ仏師としての直彫りによる方法から、明治30年以降に米原雲海(1869~1925)と共に始めた油土・石膏原型を使用する星取り法へと変化していきます。本展で展示する光雲が制作した石膏原型類からは、油土で造られた原型を石膏像に起こし、星取りをする過程を知ることができます。また、あわせて光雲・光太郎が使用した箆、彫刻刀類と豊周の制作道具類も紹介します。光雲工房の制作方法と光太郎の制作手法についてその有様と変化を見ることができるでしょう。
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