名称:「千家と十人の職方(マイスター)」逸翁美術館
会期:2022年1月15日(土)~3月13日(日)
休館日:毎週月曜日休館
開館時間:午前10時~午後5時(ただし入館受付は4時30分まで)
観覧料:一般 700円
大・高生 500円
中・小生以下無料
シニア(65歳以上)500円
アクセス:阪急電鉄宝塚線 池田駅から北東へ徒歩約10分、詳細はこちらへ。
主催:公益財団法人阪急文化財団
住所:〒563-0058大阪府池田市栄本町12-27
TEL:072-751-3865
URL:逸翁美術館
千利休が侘び茶を大成して400年。茶の湯が貴族や大名だけでなく、多くの民衆に受け入れられ、様々な困難を乗り越えながら、今日に至る隆盛をみたのは、利休が提唱した茶の心が受け継がれたことにあるのではないでしょうか。中でも利休を祖とする千家は、後に表千家、裏千家、武者小路千家の三家に分家し、現代へと利休の茶の湯を継承する家となっています。この千家の茶の湯を支えるのが、十人の職方、通称・千家十職と呼ばれる職人の集団です。
千家十職とは、千家と縁を結び、特別に出入りを許された、茶の湯の道具を製作する十の職家のことです。土風炉・焼物師の永樂家、釜師の大西家、表具師の奥村家、竹細工・柄杓師の黒田家、指物師の駒澤家、袋師の土田家、金物師の中川家、塗師の中村家、一閑張細工師の飛来家、樂焼・茶碗師の樂家の十家それぞれの家が、代々の当主によって伝統や技術が守り伝えられています。家元の好み物の製作や、依頼を受けて製作する数々の茶道具類は、流派を越えて茶人なら1つは手に入れてみたいと思う憧れの道具です。
このたびの展覽会では、三千家にまつわる作品と、十職の手になる道具類を、所蔵品の中から展示します。千家と千家を支える十人の職方が生み出す茶の湯の美の世界をご覧下さい。
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