名称:第40回企画展「木彫り熊展 ー木彫り熊 北海道八雲町と尾張徳川家の関わりー」名古屋大学博物館
会期:2021年11月30日(火)〜2022年2月26日(土)
開館時間:10:00~16:00
料金:無料
主催:名古屋大学博物館・八雲町教育委員会
休館日:日、月、12/29~1/3、1/15
住所:〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町 東山キャンパス内
TEL:052-789-5767
URL:名古屋大学博物館
北海道のお土産品として知られている木彫り熊。アイヌの民芸品と思われることも多いですが、実はそのルーツは旧尾張藩士の子孫たちの副業です。江戸時代が終わって明治になると、失業した旧尾張藩士たちは北海道のユーラップに集団で移住し、農業に従事して八雲町の基礎を作ります。大正後期の経済恐慌で苦しむ彼らに、降雨や積雪のため農作業ができない余暇を用いた現金収入を得る仕事として、また趣味を持った豊かな生活を営めるようにと、尾張徳川家当主の徳川義親が考えついたのが木彫り熊の制作でした。尾張徳川家と八雲町のつながりを背景にして、八雲の木彫り熊のはじまりから現在まで、その歴史をたどります。
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