「篠田 桃紅 特集」伊勢丹新宿店

「One’s Way」 リトグラフに手彩色 ed.4/55 41x31.5cm

名称:「篠田 桃紅 特集」伊勢丹新宿店
会期:2021年12月29日(水) ~ 2022年1月11日(火) 最終日午後6時終了
場所:伊勢丹新宿店 本館6階 アートエディション
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店

「QUIESCENCE」  リトグラフ  ed.39/45   72×53cm
「QUIESCENCE」 リトグラフ ed.39/45 72×53cm

東洋的な伝統美と革新的な造形美を融合させ
「墨象」という墨による表現の新たなる可能性を
切り拓き、世界のアートシーンに影響を与え続けた
孤高の美術家、篠田桃紅。
篠田桃紅は1960年にフィラデルフィアから来日した
刷り師、アーサー・フローリーの勧めでリトグラフの
制作を始めました。
1963年以降、木村希八(1934-2014年)に版画の
刷りを委ね、半世紀にわたり千種類以上の版画を
制作しました。

「未央」  リトグラフ  ed.9/100  サイズ:28x38cm
「未央」 リトグラフ ed.9/100 サイズ:28x38cm

篠田 桃紅 Toko Shinoda
1913年、中国・大連に生まれる。
5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、
以後独学で書を極める。第二次世界大戦後、
文字を解体し墨で抽象を描き始める。
1956年渡米しニューヨーク、ボストン、シカゴ、
パリ他で個展を開催。
1958年の帰国後は、壁画や壁書、レリーフといった
建築に関わる仕事や、東京・芝にある増上寺大本堂の
襖絵などの大作を手掛ける一方で、リトグラフや装丁、
題字、随筆など、活動は多岐にわたる。
2005年、ニューズウィーク(日本版)の
「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど、
晩年まで精力的な活動を続けた。
2021年3月1日、107歳で逝去。

【主要コレクション】
メトロポリタン美術館、ボストン美術館、
グッゲンハイム美術館、大英博物館、
東京国立近代美術館、岐阜県美術館、
関市立篠田桃紅美術空間(岐阜県)、
コンラッド東京・ザ・キャピトルホテル東急(東京)、
京都迎賓館、増上寺 など

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