「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界 2022」宮城県美術館

「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界 2022」宮城県美術館

名称:「宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界 2022」宮城県美術館
会期:2022年2月5日(土曜日)~3月27日(日曜日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(発券は午後4時30分まで)
会場:宮城県美術館本館 2階展示室
休館:月曜日(ただし3月21日は開館)、3月22日(火曜日)
当日券料金:
   一般 900(700)円、学生 700(500)円、高校生以下無料
   ()内は前売及び20名以上の団体料金
   本展の前売り券の販売はございません。
主催:宮城県美術館、khb東日本放送
後援:仙台市教育委員会、河北新報社、NHK仙台放送局、tbc東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、エフエム仙台
特別協力:福音館書店
企画協力:キュレイターズ。
住所:〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
Tel:022-221-2111
URL:宮城県美術館

堀文子《ビップとちょうちょう》表紙・裏表紙原画
堀文子《ビップとちょうちょう》表紙・裏表紙原画
なかのひろたか《ぞうくんのおおかぜさんぽ》28-29頁原画
なかのひろたか《ぞうくんのおおかぜさんぽ》28-29頁原画

ふたごの野ねずみぐりとぐら、はじめておつかいに行くみいちゃん、ぶたぶたくん、きっこちゃん…絵本で出会った仲間たちが、時を経ても心に刻まれているのは、絵本の世界に深く入り込んだ幼少期の体験があったからではないでしょうか。
1956年に創刊した月刊絵本「こどものとも」は、子どもが最初に出会う絵本にこそ芸術性の高い絵をとの思いから洋画家や日本画家、彫刻家、デザイナー、漫画家など、幅広い分野の作家たちから絵を求めました。作家たちはそこで様々な技法・材料を試し、自由な表現を繰り広げました。上質な美術体験を与える絵本づくりを目指し、挑戦と改革を重ねた「こどものとも」の土壌からは、やがて「ぐりとぐら」のイメージを生んだ山脇百合子、表現にデザインの美しさを取り入れたなかのひろたかなど、絵本を主な舞台として活躍する作家も育っていきました。
2002-03年と2013年の同題の展覧会に続く本展では、「こどものとも」の初期の絵本原画を核とする宮城県美術館の絵本原画コレクションの中から、「こどものとも」を語るに欠かせない人気作はもちろん、初出品作も多数含む、34作家の52タイトル、約360点の絵本原画を展示します。
これら絵本原画の数々は、今日子どもから大人まで広く親しまれるものとなった絵本文化がかたちづくられるまでの、原点とその歩みを語ってくれることでしょう。絵本原画の世界をこの機会に、ぜひお楽しみください。

山本忠敬《とらっくとらっくとらっく》10-11頁原画
山本忠敬《とらっくとらっくとらっく》10-11頁原画
佐藤忠良《木》表紙原画
佐藤忠良《木》表紙原画
山脇百合子《ぐりとぐら》26-27頁原画
山脇百合子《ぐりとぐら》26-27頁原画
小野かおる《はるかぜとぷう》22-23頁原画
小野かおる《はるかぜとぷう》22-23頁原画
村山知義《しんせつなともだち》表紙・裏表紙原画
村山知義《しんせつなともだち》表紙・裏表紙原画
池田龍雄《ろくとはちのぼうけん》10-11頁原画
池田龍雄《ろくとはちのぼうけん》10-11頁原画
中谷千代子《かばくんのふね》12-13頁原画
中谷千代子《かばくんのふね》12-13頁原画
長新太《なんじゃもんじゃはかせのおべんとう》18-19頁原画
長新太《なんじゃもんじゃはかせのおべんとう》18-19頁原画
長新太《三びきのライオンのこ》表紙・裏表紙原画
長新太《三びきのライオンのこ》表紙・裏表紙原画
土方久功《ゆかいなさんぽ》8-9頁原画
土方久功《ゆかいなさんぽ》8-9頁原画
林明子《はじめてのおつかい》表紙・裏表紙原画
林明子《はじめてのおつかい》表紙・裏表紙原画

◆ 出品作家
秋野不矩、朝倉 摂、池田龍雄、太田大八、太田 忠、小野かおる、串田孫一、クロード岡本、小出保子、齋藤眞成、佐藤忠良、竹山 博、長 新太、寺島龍一、中谷千代子、中谷貞彦、なかのひろたか、西巻茅子、馬場のぼる、林 明子、土方久功、堀 文子、松下紀久雄、水四澄子、三好碩也、村田道紀、村山知義、矢吹申彦、山田三郎、山中春雄、山本忠敬、山脇百合子、吉井忠、渡辺三郎

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