「AKARI:無重力のパラレル」モエレ沼公園

「AKARI:無重力のパラレル」モエレ沼公園

名称:「AKARI:無重力のパラレル」モエレ沼公園
会期:2022年1月8日(土)〜2022年3月6日(日)
会場:モエレ沼公園
時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日 月曜が祝日の場合は火曜
観覧料:無料
住所:007-0011 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
TEL:011-790-1231
URL:モエレ沼公園

川上りえ《Zero Gravity》2013 撮影:Mikiro Tamai
川上りえ《Zero Gravity》2013 撮影:Mikiro Tamai

モエレ沼公園では、北海道を拠点に活躍するアーティスト川上りえをゲストに迎え、公園が所蔵する照明彫刻《AKARI》とのコラボレーションによるインスタレーションの作品展示を行います。
川上りえは、惑星のはじまりや近未来を想像させるイメージを創造の原点に、鉄を中心とした無機的な物質を素材として様々な作品を手掛けています。川上が今回出品する作品《Zero Gravity》は、空中に描かれた線のように、物質と非物質のはざまを揺らめく、軽やかで重さのない彫刻作品です。それは、イサム・ノグチのマスターピース《AKARI》と共通して、「彫刻」という言葉が持つ硬さや重さのイメージから遠く離れた詩的なすがたを持っています。
本展では、時を隔てて協働するふたりの作家の、彫刻をめぐる各々の試みが並行する作品世界として提示されます。柔らかで繊細な光と構造体から生みだされる彫刻空間をどうぞお楽しみください。

川上りえ《Landscape Will 2019》2019 撮影:前澤良彰
川上りえ《Landscape Will 2019》2019 撮影:前澤良彰

川上りえ Rie KAWAKAMI
北海道石狩市在住。1989年東京藝術大学大学院修了。近年は現象を手がかりとして、そこから受け止められる様々な感覚に焦点を当てながら、物事の本質への問いかけを試みている。彫刻、インスタレーション、インタラクティブ・ワークなどの作品表現を通して、札幌を中心に、国内外で活動中。参加した主な展覧会に「Landscape Will 2019」(札幌文化芸術交流センターSCARTS/札幌市、2019年)、「Daegu Contemporary Art Festival in Gangjeong」(大邱/大韓民国、2016年)、「Domani 明日展」 (国立新美術館/東京、2013年) などがある。2006年文化庁芸術家海外研修制度助成によりNYに滞在。2007年ボーダー・アート・レジデンシープログラム参加(NM.U.S.A)。2012年札幌文化奨励賞、2021年北海道文化奨励賞受賞。

川上りえ《Undulating Ground(うねる大地)》2018 撮影:伊藤留美子
川上りえ《Undulating Ground(うねる大地)》2018 撮影:伊藤留美子
「イサム・ノグチ あかり展」展示風景、2020 写真提供:モエレ沼公園
「イサム・ノグチ あかり展」展示風景、2020 写真提供:モエレ沼公園

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