「琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発」沖縄県立博物館・美術館

仁添まりな《人魚塚》2018年

名称:「琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発」沖縄県立博物館・美術館
会期:2021年11月03日(水) ~ 2022年01月16日(日)
場所:企画ギャラリー1,企画ギャラリー2
観覧料:一般 1,100円(880円)、高校・大学生 500円(400円)、小・中学生 200円(160円)
  ※( )内は前売り・20名以上の団体料金
  ※障がい者手帳をお持ちの方、および介助者の方は当日料金の半額
開館時間:9:00~18:00(金・土は20:00まで) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日、年末年始、1/11(火)
  ※ただし、1/10(月・祝)は開館。
主催:沖縄県立博物館・美術館
共催:一般財団法人 沖縄美ら島財団
企画協力:居原田 遥
住所:〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
代表 Tel:098-941-8200 Fax:098-941-2392
URL:沖縄県立博物館・美術館

「琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発」沖縄県立博物館・美術館
「琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発」沖縄県立博物館・美術館

沖縄に生まれ、あるいは沖縄にゆかりのある16人の作家の作品を紹介します。
 アジア諸国と交易をおこなっていた琉球王国時代から、沖縄は独自の文化を形成してきました。しかし、日本の一部となった後の1932年、沖縄出身の久志芙沙子の小説『滅びゆく琉球女の手記(原題は「片隅の悲哀」)』が婦人公論に掲載されると、ハジチなどの習俗に対する表現をめぐり、在京の沖縄県学生会から抗議が起こり、未完のままとなりました。
 本展は、89年前に久志がすくった「弱者への差別や偏見」という問題を21世紀の今日に受け止め、表現の限界に迫る方法論を実践するアーティストを取り上げます。沖縄系ハワイ移民をルーツに持つアメリカの作家や1977 年に発足した沖縄女流美術家協会の作家、沖縄県立芸術大学などで学んだ作家の作品など、約50点を展示します。沖縄美術の多文化的な側面と可能性を感じていただき、アートの新たな展開を楽しんでいただけることと思います。

喜屋武千恵《白澤》2002年
喜屋武千恵《白澤》2002年
胡宮ゆきな《平和なんて朝飯前(10XL)》2021年
胡宮ゆきな《平和なんて朝飯前(10XL)》2021年
寺田健人《公園、娘》2021年
寺田健人《公園、娘》2021年
泉川のはな《ソテツ柄のシャツ》2015年
泉川のはな《ソテツ柄のシャツ》2015年
中島イソ子《自画像―ジョルジオーネ「老女」より—》2012年
中島イソ子《自画像―ジョルジオーネ「老女」より—》2012年
「琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発」沖縄県立博物館・美術館
「琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発」沖縄県立博物館・美術館
「琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発」沖縄県立博物館・美術館
「琉球の横顔 ― 描かれた「私」からの出発」沖縄県立博物館・美術館

【出品作家】
池原清子、久場とよ、中島イソ子、西村立子、上原よし、砂川喜代、石垣克子、ローラ・キナ、エミリー・ハナコ・モモハラ、喜屋武千恵、山川さやか、遠藤薫、胡宮ゆきな、泉川のはな、寺田健人、仁添まりな

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