「創業200周年記念 フィンレイソン展―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―」福岡市博物館

「創業200周年記念 フィンレイソン展―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―」福岡市博物館

名称:「創業200周年記念 フィンレイソン展―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―」福岡市博物館
会期:2022年1月15日(土)~2月27日(日)9:30~17:30
休館日:毎週月曜日 入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般:1,300円、高大生:1,000円、小中生:600円(税込)
  ※ 中学生未満は、保護者同伴
主催:テレビ西日本、東映
後援:フィンランド大使館
特別協力:フィンレイソン社
協力:タンペレ歴史博物館・フォルッサ博物館、アンドフィーカ
住所:〒814-0001福岡市早良区百道浜3丁目1-1
TEL:092-845-5011・FAX:092-845-5019
URL:福岡市博物館

What’s Finlayson?
フィンレイソンは、寝具等のデザインや生産を手掛ける北欧フィンランド最古のテキスタイルブランド。2020年には創業200周年を迎えました。象を並べた「エレファンティ」や幾何学的なパターンの「コロナ」などのデザインで知られ、北欧を中心に世界中で製品が愛されています。

HISTORY歴史
1820年
英国スコットランド出身のジェームズ・フィンレイソンが、フィンランドの都市タンペレで小さな紡績工場を創業。
1860年~
フィンレイソンはタンペレの人口の1/3もの人を雇い、フィンランド初となる女性雇用の場を提供するなど、地域社会にも貢献しました。
1930年代
PMKというフィンランド綿工場の販社が設立され、テキスタイルに参入します。その後PMKの広告キャンペーンは雑誌、店のショーウインドウなど様々なところで見られました。
1951年~
これまでデザインは海外に外注していましたが、1951年には自社内にデザインスタジオを設立し、最初のデザイナーを登用します。生活を彩るオリジナルデザインの幕開けです。

糸見本入れ(1912年)/タンペレ歴史博物館所蔵
糸見本入れ(1912年)/タンペレ歴史博物館所蔵
「プーヴィッララプソディア」(1958年)/タンペレ歴史博物館所蔵
「プーヴィッララプソディア」(1958年)/タンペレ歴史博物館所蔵
フィンレイソン通貨(1855-61年)/タンペレ歴史博物館所蔵
フィンレイソン通貨(1855-61年)/タンペレ歴史博物館所蔵

DESIGNERSデザイナーたちの図案
1951年の社内デザインアトリエ設置以来、アイニ・ヴァーリをはじめとする社内デザイナーを登用。カラフルな自然モチーフや大胆なグラフィカルパターンなど、自然との共生に満ちたフィンランドデザインの軸ともなる作品が次々に生み出されました。
日本での公開は本巡回展が初のデザイン原画やスケッチも展示!
フィンレイソンは作者トーベ・ヤンソンから直接、ムーミン模様の生地を制作する許諾を得た唯一の企業です。

アイニ・ヴァ―リ作、「オンップ(リンゴ)」原画(1972年)/フォルッサ博物館所蔵
アイニ・ヴァ―リ作、「オンップ(リンゴ)」原画(1972年)/フォルッサ博物館所蔵
リーサ・コタ作、 原画(1988年)/フォルッサ博物館所蔵 © Moomin Characters ™
リーサ・コタ作、 原画(1988年)/フォルッサ博物館所蔵 © Moomin Characters ™
ライナ・コスケラ作、「エレファンティ(象)」寝具用生地(1969年)/タンペレ歴史博物館所蔵
ライナ・コスケラ作、「エレファンティ(象)」寝具用生地(1969年)/タンペレ歴史博物館所蔵
アヌ・サーリ作、「アヤトス(思考)」生地(2006年)/タンペレ歴史博物館所蔵
アヌ・サーリ作、「アヤトス(思考)」生地(2006年)/タンペレ歴史博物館所蔵

FUTUREWARD未来につなぐ
「将来400周年を祝えることを目指し」と、クリエイティブ・ディレクターのユッカ・クルッティラはフィンレイソンの使命を語ります。伝統のデザインを生かしながらも、時代に合わせて素材や色、配置を変えながらプロダクトの生産を続け、トップリーダ―としてサステナビリティやダイバーシティなどの社会問題にも取り組むフィンレイソン。その未来へ向けた活動をご紹介します。

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