「星 美加展-風の記憶-」佐藤美術館

「星 美加展-風の記憶-」佐藤美術館

名称:「星 美加展-風の記憶-」佐藤美術館
開催期間:2022年1月7日(金)~2月13日(日)
休館日:月曜日 *祝日の場合開館、翌火曜休館
開館時間:10:00〜17:00 *金曜は19:00まで (入館は閉館15分前まで)
入館料:一般600円、学生400円(中学生以下無料)
主催:公益財団法人佐藤国際文化育英財団 佐藤美術館
協力:公益財団法人雪梁舎美術館、国立大学法人筑波大学、森の美術館
住所:〒160-0015東京都新宿区大京町31-10
TEL:03-3358-6021
URL:佐藤美術館

「星 美加展-風の記憶-」佐藤美術館
「星 美加展-風の記憶-」佐藤美術館

星 美加(ほし・みか)は1979年神奈川県生まれ、2010年筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了(芸術学博士号取得)。博士後期課程在籍時に当財団平成21年度19期の奨学生に選ばれています。2013年には文化庁新進芸術家海外研修員としてイタリアのフィレンツェに1年間滞在し、テンペラ技法を研究してきました。現在は筑波大学助教として後進の指導をつとめ、所属団体の二紀会では準会員として意欲的な作品発表を続けています。
 本展では「風景」と「室内の情景」の2つに展示を分け、2004年から現在に至る17年間の軌跡を振り返ります。初期作品では「記憶」や「時間」をテーマとした静かな風景が描かれますが、2007年頃から風の表現が現れ作風の変化が始まります。「風」は時間と同じく止むことなく通り過ぎていくもの。その一瞬を絵画に記録したいと星は言います。この風の表現によって劇的な要素をもつ風景へと力強く変化していきます。また室内の情景を描いた作品では窓、鏡、ドア越しの構図など複雑な空間を描いていますが、その空間へのこだわりを追求する中で3DCG技術と出会います。この技術を使用することで仮想空間において自由度の高い構図を試みることが可能となり、それまでになかった多様な空間構成を手にいれます。この3DCGソフトで生成された画像をもとにして制作が進められます。
 風景と室内の情景どちらのテーマも個々の物語を描くだけでなく、より強く印象づけるための工夫が凝らされています。油彩とアクリル、テンペラ等で描かれた過去の主要作品に加え、初公開の新作をあわせた37点を展示いたします。
 まるで映画の1シーンを見ているような作品たちをお楽しみください。

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