名称:「没後80年 郷愁の画家 丸山晩霞 -師友とその時代」長野県立歴史館
期間:2022年1月15日(土)〜2月27日(日)
開催時間:9:00~16:00(入館は15:30まで)
休館日:月曜日、2/24(木)
会場:長野県立歴史館
料金:企画展のみ
一般300円(200円)、大学生150円(100円)
企画展+常設展・講座
一般500円(400円)、大学生250円(200円)
講座のみ
一般300円(200円)、大学生150円(100円)
住所:〒387-0007長野県千曲市屋代清水260-6
TEL:026-274-2000
URL:長野県立歴史館
丸山晩霞は慶応3年(1867)小県郡祢津東町(現東御市)の生まれで、明治21年(1888)上京、明治洋画の先駆者・本多錦吉郎に洋画を学んだ後、郷里に戻り、素描や水彩画を独習していきます。そして明治33年(1900)には、自作と片道切符を手にして仲間とともにアメリカに渡り、全米各地で水彩画展を開催して成功させ、念願のヨーロッパ留学を実現させました。
帰国後は、郷里に在って代表作を次々と発表、風景画の魅力を広めるとともに、信州の田園風景に普遍的な美しさを与えました。後年には太平洋画会、日本水彩画会、そして日本山岳画協会の創立会員となるなど、水彩画の普及に尽力しています。太平洋戦争中の昭和17年に亡くなりますが、没後に開催された遺作展示では「郷愁の画家」と評されました。
本展は、厳選した風景画の代表作を一堂に展示し、明治の日本に思いを馳せていただき、今も我々に強くうったえてくる作品の力の源泉を探ろうとするものです。加えて、明治20年代に来日した英国人水彩画家や、恩師・本多錦吉郎、そして同時代に活躍した日本人水彩画家の作品を併せて紹介します。
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