「開通150周年記念 近代日本をつくった鉄道絵」川崎浮世絵ギャラリー

「開通150周年記念 近代日本をつくった鉄道絵」川崎浮世絵ギャラリー

名称:「開通150周年記念 近代日本をつくった鉄道絵」川崎浮世絵ギャラリー
会期:2022年2月11日(金)〜3月13日(日)
開館時間:11:00~18:30(入館は18:15まで)
料金:一般 500円(高校生以下は学生証等の提示により無料、障碍者手帳等をお持ちの方とその介助者1名は当該手帳等の提示により無料)
休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)
会場:川崎浮世絵ギャラリー
住所:〒2100007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町12-1 川崎駅前タワー・リバーク3階
TEL:0442809511
URL:川崎浮世絵ギャラリー

「開通150周年記念 近代日本をつくった鉄道絵」川崎浮世絵ギャラリー
「開通150周年記念 近代日本をつくった鉄道絵」川崎浮世絵ギャラリー

日本の近代化を象徴する鉄道の敷設は、富国強兵のスローガンのもと、殖産興業を推し進める明治政府にとって最も重要な国家事業とされ、早くから議論がなされてきました。明治4年(1871)には神奈川・横浜間で試運転が始まり、明治5年(1872)品川・横浜間での仮営業を経て、同年9月12日に新橋・横浜間の鉄道が開通します。
  明治天皇が臨席し盛大に行われた開業式典では、蒸気機関車を一目見ようと多くの人々が沿線に集まりました。開通当時は約29kmの区間を1日9往復し、所要時間は片道53分。黒煙を吐きながら走る蒸気機関車は、海の蒸気船に対して陸の蒸気を意味する「陸蒸気」と称され、親しまれました。
 鉄道に関する情報は人々の最大の関心事であり、当時ジャーナリズムの役割を担った錦絵においても、測量がはじまった明治3年(1870)頃から描かれはじめ、明治20年(1887)頃まで盛んに描かれました。
 令和4年(2022)は、日本の鉄道開通150周年という記念すべき年にあたり、選りすぐった約50点の錦絵で開通当時の陸蒸気の姿を振り返ります。

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