名称:重要文化財公開「元屋敷陶器窯跡出土品展」原三溪記念室
会期:2022年2月18日(金)~2022年5月15日(日)
時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
会場:土岐市美濃陶磁歴史館 第2展示室
入場料:一般200円(150円)、大学生100円(70円)、高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名 一般100円、大学生50円
休館日:月曜日、祝日の翌日
住所:〒509-5142岐阜県土岐市泉町久尻1263
TEL:0572-55-1245
URL:土岐市 美濃陶磁歴史館
「発掘調査報告展~土岐を掘る~」:第2展示室
「ウス茶ノ時ハ セト茶碗 ヒツミ候也 ヘウケモノ也」(「宗湛日記」慶長4(1599)年2月28日)。織部茶碗の描写として知られる有名な一節です。土岐市では、織部焼の文献上の初見とされる、この日記が記された2月28日を「織部の日」と制定しています。本展は、織部の日記念事業として、重要文化財・元屋敷陶器窯跡出土品を特別公開するものです。
国史跡「元屋敷陶器窯跡」は、土岐市泉町久尻に所在する大窯3基と連房式登窯1基からなる古窯跡群です。操業は16世紀後半から17世紀初頭で、黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部と続く美濃桃山陶の生産の流れを捉えることができます。とくに美濃最古の連房式登窯で生産された最盛期の織部は、工芸的にもみるべき価値が高いとの評価を受けています。
元屋敷陶器窯跡の出土品は、土岐市所蔵分2,041点、岐阜県立多治見工業高等学校所蔵分390点が平成25年にそれぞれ重要文化財に指定されました。本展では、黄瀬戸や志野、織部などの桃山陶の優品のほか、重要文化財指定の出土品を一挙に公開します。
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