名称:特別展「江戸と金沢を結ぶ”板橋”ー中山道板橋宿を訪れた大名たちー」板橋区立郷土資料館
会期:2022年1月22日(土)〜3月21日(月)
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分)
料金:無料
会場:1階常設展示室ミニ企画展コーナー及び2階企画・特別展示室
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日が休館)
住所:〒175-0092東京都板橋区赤塚5-35-25
TEL:03-5998-0081
URL:板橋区立郷土資料館
江戸から金沢までは、信濃の追分宿を経由して北国街道と中山道で結ばれていました。この中山道や北国街道を参勤交代で利用したのは、加賀、越後、信濃などを領国とする大名でした。加賀から江戸に向かうまでにかかった日数は、平均12泊13日だったといいます。宿場で休憩をとりながら、大名たちは江戸への歩みを進めました。 板橋宿は、江戸・日本橋へ向かう前の最後の宿場でした。多くの大名は板橋宿の本陣・脇本陣を利用し、加賀藩は板橋宿平尾に構えた下屋敷で、江戸藩邸にいる家族からの使者や家臣の迎えを受けたり、装束を整えたりしました。板橋宿は、江戸の玄関口としての役割を果たしていたのです。
今回の展示では、参勤交代で江戸と国元を往復した加賀藩、高田藩、松代藩の大名たちと、彼らを迎えた板橋宿の姿をご紹介いたします。展示資料を通して、その当時の人びとの様子をご覧いただき、江戸と金沢を結ぶ“架け橋”であった“板橋”に思いを馳せていただく機会となれば幸いです。
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