手仕事ギャラリー「赤絵細描と共に歩んだ軌跡-福島武山 喜寿展」紅ミュージアム

手仕事ギャラリー「赤絵細描と共に歩んだ軌跡-福島武山 喜寿展」紅ミュージアム

名称:手仕事ギャラリー「赤絵細描と共に歩んだ軌跡-福島武山 喜寿展」紅ミュージアム
会期:2022年2月26日(土)~ 4月9日(土)
  ※会期中、展示替えを行います。
  前期 2月26日(土)~3月12日(土)  後期 3月15日(火)~4月9日(土)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:日曜日・月曜日
観覧料:無料
住所:〒107-0062東京都港区南青山6-6-20 K’s南青山ビル1F
TEL:03-5467-3735
URL:紅ミュージアム

手仕事ギャラリー「赤絵細描と共に歩んだ軌跡-福島武山 喜寿展」紅ミュージアム
手仕事ギャラリー「赤絵細描と共に歩んだ軌跡-福島武山 喜寿展」紅ミュージアム

九谷焼 赤絵細描の第一人者、福島武山氏の喜寿を記念し、その歩みを象徴する歴代作品と、精緻で成熟した作品を多数所有する伊勢半グループ代表・澤田のコレクションを、合わせて約50点をご紹介します。
幕末から明治期に盛行し、一度は途切えた佐野赤絵。その赤と技法に魅せられた福島武山氏は、20代の頃から真摯に赤絵細描と向き合い、前時代に生きた作家の名作から手探りで技術を学び、周囲の助言を吸収することで失われた技を補完構築してきました。現在は九谷焼赤絵細描の第一人者として活躍し、今もなお精力的に作品を世に送り続けています。そしてその技術は、九谷焼の未来を担う一門の愛弟子へと惜しみなく注がれています。
福島氏が得意とする、古より描かれてきた唐人や竹林の七賢人といった画題の人物は、柔和な表情で温かさに溢れています。一方で、古典を踏襲するのみならず繊細で均一な線を組み合わせ、日差しのぬくもりや風の揺らぎ、自然の息吹など躍動感を表現する独自のデザイン作品を確立しました。
福島氏の卓越した技や世界観、そして作品から溢れ出る福島氏の豊かな人間性にも着目しながら、これまでの軌跡をご堪能ください。

福島 武山 / Fukushima Buzan

福島 武山 / Fukushima Buzan
日本工芸会正会員、石川県指定無形文化財保持団体九谷焼技術保存会会員
1999年 第23回全国伝統的工芸品公募展、第一席グランプリ内閣総理大臣賞受賞
2015年 エルメス社時計文字盤(駒くらべ)制作
2016年 第1回三井ゴールデン匠賞、石川県文化功労章受章
2020年 第67回日本伝統工芸展出品作品(朱夏)宮内庁お買い上げ
2021年 瑞宝単光章受章
[手仕事ギャラリーとは]
技と日本の伝統を守り伝える伊勢半本店が、継承の困難な伝統の技を未来へ残そうとする活動や、途絶えた伝統技法の復元に尽力する取り組みを、作品と共にご紹介する企画です。

手仕事ギャラリー「赤絵細描と共に歩んだ軌跡-福島武山 喜寿展」紅ミュージアム
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岩上観音之図 飾皿
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小紋手 徳利
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大黒天像 置物
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