名称:企画展「はるかかなたを思い描く-六十余州名所図会から」中山道広重美術館
会期:2022年2月23日(水)〜3月27日(日)
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:大人520円(420円) ※( )内は20名以上の団体料金
18歳以下無料
障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料)
休館日 2/24・28、3/7・14・22
住所:〒509-7201岐阜県恵那市大井町176-1
TEL:0573-20-0522
URL:中山道広重美術館
生涯にわたり日本全国の名所を描いた広重ですが、彼は自らの足で現地を訪ねた上で名所絵を描いたかといえば、必ずしもそうではありません。本展でご紹介する広重晩年の大作「六十余州名所図会」では、多くの図で『山水奇観』(寛政11年/1799、享和2年/1802)を参考にしていることが指摘されています。『山水奇観』は、備前国児島郡上山坂村(現・岡山県玉野市)に生まれ、上方で活躍した絵師・淵上旭江が実際に諸国を巡って描きためた絵を基に刊行された風景絵本です。この他にも、広重はさまざまな名所地誌や版本、他の絵師たちの手掛けた名所絵などから材を取り、あたかも現地で写生したかのような、臨場感あふれる名所絵を多数制作しました。
広重は先行作品からどのように情報を抽出し、実際には見ていない場所の風景を描き出したのでしょうか。広重が思い描いた名所風景をお楽しみください。
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