「はるや春 村上 豊」和光ホール

富士の春(72.3×60.6cm)

名称:「はるや春 村上 豊」和光ホール
会期:2022年4月16日(土) ~ 2022年4月25日(月)
時間:最終日は17:00まで
住所:〒104-8105 中央区銀座4丁目5-11
TEL:(03)3562-2111(代表)
URL:和光ホール

やすらぎ(65.2×100cm)

光を浴びて咲きほこる花々、懐かしさを感じる古きよき日本の原風景、無邪気に遊ぶ動物や小鬼たち。
1960年、24歳の時に司馬遼太郎の小説『風の武士』の挿絵画家としてデビュー、その後『小説現代』の表紙をはじめ、新聞、雑誌などの挿絵や書籍の装丁、絵本など多岐に渡る分野で60余年に渡り精力的に創作活動を続けている画家・村上 豊さん。和光では4年ぶり8回目となる個展を開催いたします。村上さんは、墨と色彩豊かな岩絵の具とで和紙に描く墨彩画や、油彩画など、素材や道具にこだわらず心の赴くまま、自由闊達に描くことを信条としています。
今展のテーマは「はるや春」。「今だからこそ、穏やかな春の日のように、観てくださる方が 朗らかな気持ちになっていただけたら」と村上さんは柔和な表情で優しく語られます。その思いが込められた、日常の生活を彩るに相応しい手頃なサイズの額装作品を中心とした約70点が和光ホールに集います。春のひととき、大らかで温もりあふれる村上さんの世界をお楽しみください。
◎作家の希望により、お祝いのお花はご遠慮申し上げます。

富士の春(72.3×60.6cm)
富士の春(72.3×60.6cm)
鬼さんこちら(24.2×33.3cm)
鬼さんこちら(24.2×33.3cm)

村上 豊(むらかみ・ゆたか)
1936年静岡県に生まれる
1960年『週刊サンケイ』連載小説・司馬遼太郎『風の武士』の挿絵を描く。その後、新聞、雑誌、装丁、絵本に携わる
1961年講談社さしえ賞受賞
1962年講談社『小説現代』創刊号表紙を描く
1973・79年個展(東京)
1981年個展(ニューヨーク)(1981・91・2000・05年)
1983年小学館絵画賞受賞
1984年絵画にっぽん賞受賞
1991年BIB世界絵本原画展 金牌受賞(スロバキア)
1995年和光にて個展(1995・99・2003・07・12・16・18年)
1996年個展(京都)(1996・98・2000・02年)
1998年菊池寛賞受賞
1999年画集『四季』刊行
2004年画集『墨夢』刊行
2004年個展(東京・講談社野間記念館)(2004・07・10・16・18年)
2006年個展(静岡・佐野美術館)、画集『義経ものがたり』刊行
2007年赤い鳥さし絵賞受賞
2012年児童文化功労賞受賞
2013年画集『遊』刊行
2017年「和光歳時記」に出品(和光ホール)

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