名称:第24回企画展「京都大原・魚山大原寺 勝林院と僧坊 –京都産業大学 大原東部の調査成果–」京都産業大学 むすびわざ館 ギャラリー
会期:2022年2月14日(月)~3月31日(木)
休館日:日曜・祝日
※ただし、2月27日(日)、3月13日(日)は開館
時間:水曜日:13時~16時30分
水曜日以外:10時~16時30分
(いずれも入館受付は16時終了)
場所:京都産業大学むすびわざ館2階 ギャラリー
入場料:無料
住所:〒600-8533 京都市下京区中堂寺命婦町1-10
TEL:075-277-0254
URL:京都産業大学 むすびわざ館 ギャラリー
京都産業大学が行っている京都大原・魚山大原寺の調査・研究成果を紹介する展覧会です。
勝林院は、長和2年(1013)に寂源により声明念仏三昧の根本道場として創建されました。約90年後、聖応大師良忍によって来迎院が創建されると、二つの本堂を中心として僧坊が建立され、多くの僧侶が声明の研鑽をする拠点となりました。勝林院と来迎院を中心とした大原東部の寺院群は、魚山大原寺と総称されるようになります。
京都産業大学は平成23年(2011)より文化学部教授が中心となり、ギャラリー学芸員や博物館学芸員課程の学生とともに、大原・魚山勝林院について本尊・阿弥陀如来坐像とその納入仏や寺院の文献資料判読、現地でのフィールドワークなど多面的な調査を行ってきました。
勝林院本尊納入仏の一躯、阿弥陀如来坐像(平安時代制作)は損傷が激しく、令和3年(2021)、公益財団法人 美術院にて修理が実施されました。また、令和2年度より株式会社文化財サービスの協力のもと、大原東部を上空よりドローン撮影し、勝林院本堂や僧坊の庭園についてデジタル復原を行っています。
本展示ではこれらの調査・研究成果について紹介いたします。この機会に京都大原・魚山大原寺の歴史の一端に触れていただければ幸いです。
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