「作田 優希 展 ‘ 可能性のノスタルジー ‘」ギャラリー恵風

「作田 優希 展 ‘ 可能性のノスタルジー ‘」ギャラリー恵風

名称:「作田 優希 展 ‘ 可能性のノスタルジー ‘」ギャラリー恵風
会期:2022年 2月 22日(火)~ 2月 27日(日)
開館時間:12:00~19:00(最終日は18:00まで)
料金:無料
住所:〒606-8392 京都市左京区聖護院山王町21-3(東大路丸太町東入ル南側)
TEL: 075-771-1011
URL:ギャラリー恵風

作田優希さんの個展です。初めて作田さんの作品に出合った時、樹木の枝や幹、深い森のような空間をモチーフにして色鮮やかな筆触で描かれた絵の中に何か生きものが潜んでいるような不思議な空間構成が印象的でした。彼女は読書家であり音楽を聴きまた最近「毎朝の珈琲豆」というエッセイを出版しました。これまでの人生経験のなかで混じり合った記憶や違和感のイメージを絵画空間に描き留めているようです。

『人は起こらなかったことについて、ノスタルジーを感じることができるのだろうか ?』
アントワーヌ・ローランの小説「赤いモレスキンの女」で綴られている一文。
久々に訪れた近所の図書館で、たまたま見つけた本の一言が深く印象に残った。
過去に置いてけぼりにした選択肢を辿っていき、実現したかもしれない世界を思う̶。これはʼ 後悔ʼ ではなく、思い出を振り返る時と同じʼ 郷愁ʼ を連れてくる。
自分の記憶、誰かの思い出、本や音楽から見つけた情景、気になった言葉などを出発点に作品を作っていく。(作田)
作田 優希
2018 名古屋芸術大学 美術学部 美術学科 洋画コース 卒業
2020 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻(油画)修了
主な展覧会
2020 個展(ギャラリー恵風/京都)
2021 六甲ミーツ・アート芸術散歩2021(神戸)
   個展(ギャラリー芽楽/名古屋)
2022 グループ展「贈りもの展」(’20、’21 ギャラリー恵風/京都)
受賞歴
平成30年度京都銀行美術研究支援制度 奨学生
第23回ふくい風花随筆文学賞 入賞(U30賞)
2019年度京都市立芸術大学作品展奨励賞
六甲ミーツ・アート芸術散歩2021 FM802賞

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